RS232C-JTAG変換アダプタの開発
トラ技2005年4月号付録のR8C基板を応用して、「RS232C-JTAG 変換アダプタ」を開発しています。
付録基板に、RS232Cのコネクタと、JTAGのピンヘッダをつなげば、すぐにRS232C-JTAGとなるというものです。
ようやく、JTAGの一通りの機能が使えるようになり、バウンダリスキャンやデバイスの書き込みができるようになりました。
バウンダリスキャンは遅いですが、デバイスの書き込みはそれほど遅くはありません。
(XC9572に書き込みに約2分)
もちろん、JTAGロジックアナライザも動作しますが、バウンダリスキャン長=540で毎秒33回しか出せず、速度的には遅いです。
RS232Cの通信速度が115200bpsなのに、JTAGのスループットが平均してパラレルポートの10分の1くらいしか出ていません。
これは、RS232C上の通信にチェックサムを設けて、チェックサムが一致しないと動作しないようなアーキテクチャにしたのが原因です。なぜこうしたかというと、RS232Cの上で通信エラーが起きるかもしれないと考えて、互いにチェックサムの確認によってハンドシェイクをしようと思ったからです。(後から考えてみればあまりよくなかった)
ホストPC→R8C、R8C→JTAG、R8C→ホストPCというデータの流れがすべて半二重(いや半三重(?))なので、スループットが落ちています。
チェックサムを厳密にチェックするのをやめて、R8Cをもっと効率よく動かせば、5倍くらいは速くなりそうな気配です。
今回は、このRS232C-JTAG変換アダプタをデスクトップパソコンのRS232Cポートにつないで実験しましたが、ノートパソコンとかでUSB-RS232C変換アダプタを使ってもスループットが落ちなければ、面白いことができるでしょう。XPortのようなLAN-RS232C変換アダプタでも試してみたいですね。
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