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2006.12.21

MSP430用のJTAGツールを作ろうかな

いまさらですが、トラ技1月号を読みました。
今回の付録はMSP430です。このCPUはJTAGを使うことができるようですね。

私はこのCPUを使ったことは今までなく、MSP430には興味もなかったのですが、JTAG対応ということに惹かれてツールを作ろうかなという気になってきました。

普通、JTAG関連の端子はTCK、TMS、TDI、TDOの4つですが、MSP430ではTCLKやTEST、RSTという端子があるようです。
資料に目を通したところ、付録基板のMSP430の場合では、TESTとRSTは使用しなくてもよさそうだし、TCLKはTDIと共用です。リセットは、必要なら手作業でボタンを押してあげればいいでしょう。

そうなると、XILINXやALTERAのパラレルケーブルを使って、MSP430のフラッシュに書き込んだり、JTAG-ICEが使えたりできそうです。もちろん、TIが用意している標準のソフトではXILINXやALTERAのケーブルを使うようにはできていないので、ソフトは自作することになりますが。

資料を読んでみると、ARMのJTAG-ICEの仕組みによく似ているなという印象を受けました。

また、MSP430はJTAGの標準的な規格に完全に準拠しているわけではないようです。
TEST端子の存在は許せるとして、TCLKなんていう得体の知れない信号があります。
TDIとTCLKは共用ですから、TCKをとめてTDIをカチカチやるわけです。
なんて非準拠な。

しかも、フラッシュの書き込みの際にはこのTDIに入れるクロックの周波数が定められているそうです。
クロックをとめてもいいわけではないので、USBでやるなら、ちょっと面倒ですね。

また、DRのスキャンではMSBファーストで送らなければならないとか、いろいろJTAGの規格に非準拠な部分があります。

ですが、公開された資料をもとに、CPUの内部構造を推測していったりするなどの方法によって、なんだかJTAGエミュレータを作れそうな気がしてきました。

XILINXやALTERAのパラレルケーブルで、MSP430のICEやフラッシュ書き込みができるツールが作れたらいいな、と期待しながら、具体的な方式を考え中です。

もし、作って公開するとしたら、来年のお正月のころになるでしょう。
気長にお待ちください。

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コメント

msp430のツールはolimexで販売しています。

http://www.olimex.com/dev/index.html

パラレル-JTAG変換です。
日本の商社から購入できました。
3000円でおつりが来るくらい。

いまその商社のHPを見てもリンクがないので取り扱いをやめたのかもしれません。

olimexのHPではこのパラレルJTAG変換ケーブルの回路まで公開しています。(トラ技はちらっとしか見ていませんが、同等でしょうか?)

TI純正のJTAGケーブルと全く同じように使うことができました。

投稿: ビーコン菅原 | 2006.12.21 17:22

ビーコン菅原様
はじめまして。

olimexで扱っているのは、なんとなく知っていました。
なるほど、USBのケーブルまであるんですね。やはりUSB版の回路図はなさそうですね。

パラレル版の回路図はTIのサイトにある資料で公開されています。その気になれば万能基板でも作れるのですが、ちょっと面倒です。

トラ技に記載されている回路はそれを簡略化したり、プリンタポートから電源を取る仕様になっているようです。ですが、プリンタポートではせいぜい数十mAしかとれないので電源が弱く不安です。記事には大丈夫だったと書いていても、やっぱり不安です。

私がやろうとしているのは、XILINXのケーブルでMSP430のデバッグを行うことです。XILINXのとTIのケーブルでは、プリンタポートのピン割り当てが異なるので、そのままでは使えません。

MSP430開発キットを購入したので、いちおう手元に純正のパラレル-JTAGケーブルはありますが、できればXILINXのケーブルでデバッグがしたいのです。

なぜそんなことをしたいのかというと、チップのベンダごとに複数のケーブルを用意したくないからです。

投稿: なひたふ | 2006.12.21 17:41

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