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2007.05.12

Virtex4FX12でのMITOUJTAG動作確認

AVNETさんのVirtex4評価ボード(DS-BD-V4FX12LC)を購入しました。
DS-BD-V4FX12LC

このボードは、フラッシュROM、DDRメモリ、液晶ディスプレイのほか、ギガビットイーサを搭載しています。
USBのポートの先にはUSB-RS232C変換チップ(CPなんとか)が載っています。

このボードを購入した目的は、MITOUJTAGからVirtex4の
FXシリーズに書き込みができるかどうかを試すためです。

MITOUJTAGは、Virtex4のLXシリーズ(ロジックのみのもの)に対しては
すでに実績があったのですが、FXシリーズ(PowerPCコア入りのもの)は、
私としては使ったことがありませんでした。
というわけでVirtex4FXの載っているもっとも良さそうな
ボードとしてDS-BD-V4FX12LCを選びました。

バウンダリスキャンをしてみると、ちゃんと端子の状態が見えました。
ん?なんだかFX12の668ピンって、真ん中あたりに空きピンが多い・・

Av_v4fx12_2

自分でLEDチカチカコードを書いてFPGAにダウンロードすると、ちゃんと動作します。
ここまでは順調。

ですが、AVNET.COMにあるサンプルデザインを書き込んでみると、いくつかのものがちゃんと動作しませんでした。
おそらくBitファイルといっしょに、PowerPCのプログラムをダウンロードしなければいけないのでしょう。

なるほど、iMPACTを使ってみるとPowerPCのプログラム(elfファイル)をbitファイルといっしょにダウンロードするようになっています。
MITOUJTAGをFPGA組み込みプロセッサに対応させるというのも、今後の目標のひとつにしていきたいです。そろそろ組み込みプロセッサに正面から取り組まなければならないようです。

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