XC3S250Eでも動くPCI Expressのコア
来月のデザインウェーブマガジンの付録はSpartan3Eの250だそうです。
ためしに、特電PCI Express IPコアを、Spartan3Eの250実装してみたところ、
フィットできてしまいました。
いまのところSLICE使用率50%。BlockRAMは未使用。
IPピンは、XC3S250EVQ100の66本のうち、45本を使用。
FPGAの速度グレードは-4でOK。
まだまだ入りそうです。
この付録基板がのるPCI Expressの形状のベース基板を作って、
PhilippsのPHYチップ(PX1012AとかPX1011A)を乗せれば、
PCI Express機器が自作できてしまいそうです。
ただ、FPGAとPHYチップを250MHzの速度でインタフェースしなきゃならないので、
2.54mmのピンヘッダを通じて250MHzの信号がながれていくことになります。
本当に動くかどうか微妙ですが、そこはPCI Expressの強力なエラー検出
(エラー訂正ではない)に期待するとして・・
PhilippsのPHYチップではなくTIのチップにすれば
バスの速度は125MHzで済むけど、バス幅が2倍の16bitになる。
VQ100の少ないピン数ではその点が問題になりそうです。
●板.comあたりに発注してPCI Expressベースボード、作ってみようかな。。
半分本気です。
じつは、特電PCI Expressコアはまだ未完成で、
バースト転送がまだできていないという非常に未完成な状態なのですが、
すでに何件か引き合いをいただいています。
電話でお問い合わせをいただいた方に「動いているのをESECで展示します」
と言ってしまったので、いそいで完成させなければ・・
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