MITOUJTAGアップデート リリース
MITOUJTAG BASICならびにProのアップデートをリリースしました。
MITOUJTAG BASICは、Ver1.5.0 SP6に、
MITOUJTAG Proは、Ver2.0.4eになります。体験版もアップデートできます。
主な更新点は、
・Lattice XP2シリーズの書き込み対応
・FPGA/CPLDの書き込みの際に、デザインファイルが更新するまで待機するオプションの実装
です。
他にもいくつかのバグフィックスや、機能強化が行われています。
MITOUJTAG BASICでは、プロジェクトを保存した際に、Pocket JTAG CableのTCK速度の設定なども保存されるようにしました。
MITOUJTAG Proでは、前回のバージョンアップ(204d)パッチで提供した機能に問題があって、起動時にハングアップしてしまうことがありましたが、今回のバージョンアップで修正しました。
さて、まず、Lattice XP2の書き込みについて紹介します。
Lattice XP2はコンフィギュレーション用のフラッシュROMを内蔵しています。MITOUJTAGの今回の新バージョンでは、このフラッシュROMに対して書き込みを行うことができます。
LatticeのFPGAのJTAG端子(TCK,TDI,TMS,TDO)にJTAGケーブルを接続し、MITOUJTAGを起動したら、ツールバーの「BSDLファイルを読み込んでJTAGデバイスを追加」ボタンを押します。

ダイアログが開いたらLattice XP2のBSDLファイルを選択します。BSDLファイルはLatticeのWebサイトからあらかじめダウンロードしておきます。今回使用している評価ボードは、LFXP2-17E 5QN208C」という、208ピンのFPGAが乗っているので、lfxp2_17e_pqfp208.bsdを選択しました。
この「BSDLを用いて追加」という作業は、最初の1回だけ行えばOKです。2度目以降はFPGAのIDCODEがデータベースに登録されるので、自動認識できます。
画面にLFXP2の絵が表示されると、バウンダリスキャンによって各端子の現在の状態が調べられ、画面に(赤がHi、水色がLo、塗りつぶしは出力、網掛けは入力で)表示されます。
LFXP2に書き込みを行うには、次のボタンを押します。

このボタンを押すと、JTAG ISPコントロールパネルというのが開きます。
「書き込みデータファイル」と書かれた欄の右のボタンをクリックします。

ファイル選択ダイアログが開くので、LatticeのispVMで論理合成して生成したJEDECファイルを選択します。
前の画面に戻ったら、「開始」ボタンを押すと、消去・書き込み・ベリファイのプロセスが開始します。

書き込みが開始したら、25秒程度で完了します。
なお、XP2への書き込みを行うときには、Pocket JTAG Cableのプロパティ画面を開いて、TCKを8MHz以上、高速化オプションを有効にしておくようにしてください。そうしないと、書き込みに長い時間を要するようになってしまいます。

以上で示したように、Lattice XP2への書き込みがとても簡単にできます。
次に、「FPGA/CPLDの書き込みの際に、デザインファイルが更新するまで待機するオプション」という機能を紹介します。
最近のFPGAは、論理合成に数分~数十分かかってしまうため、その間にメールを書いたりネットサーフィンしていると、論理合成が完了したのに書き込むのを忘れてしまって、時間が無駄になるというケースが多くみられます。
そこで、書き込みの際にまず待機して、ファイル(.bit、.mcs、.psf、.jedなど)が更新されるのをずっと監視し、更新されたら書き込みを開始するというオプションを実装しました。
ファイルには、ネットワーク上の別マシンのファイルを使うことも可能です。MITOUJTAGをつないで操作するマシンと、論理合成するための高性能マシンを分けて使う場合にも便利です。

このオプションを使えば、ネットサーフィンしていても、論理合成が完了すれば自動で書き込みを開始してくれて、完了すると、画面中央に次のような表示が出ます。

これで時間を無駄にすることなく、他の作業が行えます。
最新版パッチは、下記のURLからダウンロードできます。
http://www.tokudenkairo.co.jp/jtag/sp.html
まだまだ進化していくMITOUJTAGをよろしくお願いします。
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