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2009.09.13

Spartan-6とDDR2メモリの動作、即、確認

寝て起きて、それから作業の再開です。
DDR2メモリの動作がわずか1時間で確認できました。

このSpartan-6ボードにはDDR2 SDRAMが乗っています。
Sp6_ddr2

基板を起こしたら、すぐにでも確認したいことは、「FPGAとの結線が正しく行われていて、電源なども大丈夫かどうか」、です。ただ、そういう確認を、まじめにVHDLを書いてロジックを組んで検証していたのでは、いくら時間があっても足りません。

そこで、バウンダリスキャンでDDR2 SDRAMの端子のみを操作することで、DDR2 SDRAMを動作させてみました。
MITOUJTAG Proには、そういったスクリプトが入っているので、ライブラリを呼び出すだけで簡単に確認ができます。
Sp6_ddr2

64ビットの乱数データを書き込んで、それを読み出し、一致しているのが確認できました。
各種制御線と、データ線は大丈夫でしょう。

SDRAMは一般的に、リフレッシュをしないとデータが消えるといわれていますが、実際には数秒程度は大丈夫です。

とても遅くアクセスすると、3秒ほどで先頭のデータが化けるのが確認できます。
Sp6_ddr2_slow

というわけで、論理合成してロジックを組んだわけではありませんが、DDR2 SDRAMとFPGA間の結線が正しくできていて、ちゃんと動作していることが確認できました。
これだけで、かなり安心です。


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