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2010.04.16

PCIeコアとDDR2コアの接続

まず、PCIeコアとデバイスドライバが対応している最大DMA長を4Mバイトにまで拡張しました。
長いサイズのDMAを行って、速度を測ってみたところ、
・Write(PC→FPGA方向) 156MB/sec
・Read(FPGA→PC方向) 128MB/sec
という結果でした。
スキャッタギャザーではなく、コモンバッファに一旦蓄えてから、ユーザのバッファにコピーしています。

なお、上の速度は、ユーザモードのアプリケーションの部分で測った速さです。カーネルモードに出たり入ったりするための時間や、カーネルモード内でのデータコピーの時間を含んだ速さです。要するに、ユーザアプリケーションで享受できる速度です。
PCI Express ×1なので、まずまずといったところでしょう。

それから、今夜は徹夜でDDR2コアとPCIeコアの接続を行っています。
PCIeとDDR2は動作速度が違うので、間にブロックRAMのバッファを入れました。
どうやら、読み出しはできるようになりました。
DCMとか足りるかどうか心配でしたが、問題はなかったようです。
明日は書き込みをDDR2につなげたいと思います。

これで、64MバイトのDMAが思う存分できるようになるはずです。

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