MT9T031で綺麗な画像が撮れた
MT9T031CとSpartan-6で作ったCMOSデジカメで、綺麗な画像が撮れるようになりってきました。ノイズの問題や、同期信号が乱れる問題もすべてクリアして、綺麗な絵になりました。
ものすごく綺麗です。それに、このカメラについているレンズが、ピントや絞りが調節できる本格的なものなので、とても楽しいです。
実際の画像は次の絵をご覧ください。クリックで拡大します。2048×1536の迫力のあるサイズです。変な話ですが市販のデジカメ並みの画像です。
どうでしょう?前に作ったOV7670のカメラとはまったく別格です。
細かいところまでくっきりと映っています。
MT9T031のI2Cレジスタは、ゲイン、シャッター時間、縦横のサイズ、が設定できることがわかりました。それ以外にもいろいろなレジスタはありますが、設定して有意義なレジスタはありませんでした。
QXGA(2048×1536)の画像はあまりにも大きくて、パソコンの画面に表示させることができません。
そこで、カメラに内蔵されたスキップ読み出し機能を使います。これは、縦や横の行を等間隔でスキップしながら読みだすことで、画角は同じまま縮小してみることができます。単純に小さなウィンドウを切り出すと、大きな画角のなかの一部分しか見えないのですが、この方法なら全体が見えます。
1:2、1:4などは問題なかったのですが、1:3、1:5、1:6、1:7に設定するのは難しかったです。
下の図は4分の1に縮小して、カメラがどのような絵を見ているかの全体を確認できるようにしているところです。
このような感じでMT9T031を使いこなすことができるようになってきました。
このシステムはET2010で、Spartan-6ボードのアプリケーションとして展示します。ご自由に遊んでみてください。
MT9T031の使い方にはいろいろなコツやノウハウがあるので、詳しくお知りになりたい方はぜひ特電ブースまでお越しください。
皆様のお越しをお待ちしております。
◆追伸
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