PCIe-DMAデザインでDDR2コアをデュアルポート化
先日から開発している「PCIe-DDR2-DMA」のデザインで、DDR2コアをデュアルポート化しました。
動作イメージはこんな感じ。
ホストPCから乱数データを送ってDDR2メモリに書き込むのと同時に、FPGAの中からテストパターン(シーケンシャルにカウントアップするデータ)を作ってDDR2メモリに書き込めています。
つまり、FPGAボード上のDDR2メモリを、ホストPCからも、FPGA内のロジックからも読み書きできるようにしました。これで、「大容量のバッファメモリを持ったPCIe経由の計測器」を作ることができるようになりました。
この実験で使っているボードは、特殊電子回路のEXPARTAN-6Tという評価ボード。
XILINXのSpartan-6LXTに、1GbtのDDR2 SDRAM、USB-JTAG、SATAコネクタが2個が乗っていて、コンパクトなサイズのボードです。2.54mmピッチのピンヘッダ用ポートも用意されているので、万能基板で拡張できます。
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