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2011.04.01

「究極のRX62Nボード」の出図完了

いろいろ回路構成で悩みに悩んで作った「究極のRX62Nボード」ですが、昨日、ようやく出図を行いました。最終的なレイアウトは次の図のようになりました。

Rx62n_board_final
(クリックするとPDFで高精細な図面が開きます)

最終的なスペックは、
・CPU ・・・ RX62NのBGA176ピン(R5F562N8BDBG) 96MHz動作
 (CPUの全端子をなんらかの形で取り出しており、基板上でアクセス可能。)
・SDRAM ・・・ 8MB~16MB 32bit接続 (BGAタイプ)
・LAN ・・・ 10/100BASE-T PHYはLAN8720AIを使用
・USB ・・・ USB0:ファンクション、USB1:ホスト (ESD保護あり)
・I/O ・・・ EXDMAC用コネクタ 16bit、EDREQ0~1、EDACK0~1、BCLK
 AN0~AN7、PC0~PC7、P00~P05、P20~P21、
 P32~P35、P10~P13、CS0、CS3、P51、P52の計36本のI/Oを取り出し。
・RS232C用ラインドライバを搭載
・E1エミュレータ用コネクタ搭載
・ユーザ用LED 4個、ユーザ用プッシュスイッチ 1個、圧電ブザー 1個
・MicroSDカードコネクタ搭載
・シリアルフラッシュROM(2M~4Mバイト)搭載
・78Kマイコンを使用したオンボードUSB-JTAG ICE搭載(予定) ※バウンダリスキャンにも対応
・78Kマイコンを使用したオンボードUSB-UART搭載(予定)
・ACアダプタで5V単一電源動作(USBバスパワーも可)
・基板サイズ 76mm×60mm

とりあえずは試作なので、3面付けで基板を作っています。
Rx62n_tiled

この基板には、サブCPUとして78Kマイコン(uPD78F0730)を乗せます。78KマイコンにはUSB-JTAGの機能を担わせ、シンプルなJTAG ICEを使ってプログラムの初期のデバッグができるようにする予定です。E1エミュレータ用の端子も一応用意していますが、E1エミュレータを別途用意しなくても最低限のデバッグはできるようにしたいと思います。

基板の仕上がりは4月8日(金)の予定です。4月15日までには実装も仕上がると思います。
大変お待たせして申し訳ございませんが、動作確認が順調に行ったとして、販売を開始できるのは4月の下旬になる見込みです。

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