究極のRX62N基板の動作テスト
昨日と今日で究極のRX62N基板の動作テストを行っています。
私はずっとRX62Nのデバッグ環境を作るための78Kマイコンのプログラムを行っていました。その結果、ボード上の78KマイコンにUSB-JTAGの機能を持たせることができ、MITOUJTAGやみえたジェイから使うことができるようにしました。
バウンダリスキャンすると、このとおり、BGAの端子の状態が見えました。

ところで、実は私はまだRX62Nのプログラムを書いていません。
けれど、MITOUJTAGを使えば、LEDチカチカの動作テストくらいならば、RX62Nのプログラムを1行も書かずにできてしまいます。
実際のようすは、次のビデオをご覧下さい。
このボードではM6、P7、P9、P10番ピンにLEDが接続されています。それをJTAGバウンダリスキャンのEXTESTモードを使って、操作しています。また、P13番ピンにはLANのPHYチップから50MHzのクロックが供給されてきています。その入力されるクロックのようすが、P13番ピンのチカチカとして見えています。
それから、うちのバイト君がSDカードからデータを読み込んでオーディオを鳴らすという回路とソフトウェアを作ってくれました。

FatFSを動かしてSDカードに格納されたデータを読み出し、独自のアルゴリズムで圧縮されたオーディオデータをCPUで展開して、RX62Nに内蔵のDACで出力するそうです。某付録基板より電源がしっかしていいて音がいいそうです。
これを動作させて、同じくバウンダリスキャンで覗いてみました。
新しく基板を作った場合、本当に配線に間違いがなかったかを確認できるまでは不安で不安でしようがないのですが、バウンダリスキャンを使って、CPUのI/O端子が直接うごかせると、その不安がちょっとだけ和らぎます。
バウンダリスキャンを行うには、必ずしもCPUが動いている必要はありません。エンディアンが間違っていたり、モードピンの設定が間違っていても、場合によってはクロックが供給されていなくても、使えてしまうのです。ソフトウェアを走らせることなく、I/O端子だけが動かせるのです。そこが、JTAG-ICEと呼ばれているものとの大きな違いです。
次回は78KマイコンにUSB-UARTの機能を入れて、コンソールを作ったり、SDRAMを動かしたいと思います。
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