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2011.07.01

RX62N拡張基板の動作確認

その後、Interface誌付録RX62Nボード用の拡張基板の動作確認を行いました。

まず、USB-JTAGです。これが動かないことには何もはじまらない。

しかしどうも調子が悪い。
その理由は、Interface基板の裏面のJP5にありました。
J5

JP5をショートすることによって、EMLE(エミュレータイネーブル)信号がプルアップされ、USB-JTAGが動くようになります。また、JP7をカットすることによってバウンダリスキャンが可能になります。

Rxmega_5

SDRAMはちょっと苦労しましたが動きました。今回のSDRAMは16bit幅なのですが、LONGサイズでアクセスするときに上下の16bitで同じデータが読み出されてしまうことがあります。SDAMOD.BEという制御レジスタを0にすると連続アクセスが無効になって、LONGサイズで読み出しても正しいデータが読み出されるのですが、動作速度が半分になります。そもそもこの連続アクセスというのがよくわからないのです。EXDMACのときだけ有効とも読めますし。

Rxmega_9

SDRAMに連続アクセスを使って良いのかどうかわかりませんが、仮に使えないとしても、メモリのバス幅が16bitなので、32bitの場合の半分の速度しか出ないのは諦めがつきます。


それから、オンボードのSPI ROMも動くようになりました。
Rxmega_7

イーサのPHYには、MicrelのKSZ8041TLというチップを使っています。QFPパッケージで、裏面の露出パッドもないため、自宅で試作の実装ができるためです。はじめて使うチップですが、マネージメントインタフェースのアドレスを00001に変更するだけであっさりと動きました。

これでイーサネットも動くようになって、例のWebサーバも動きました。
Rxmega_8

あとはSD/MMCカードのアクセスと、Arduino、Maryへのアクセス、USBホスト、オーディオ関係のテストが残っています。

◆追記◆

MARYのOLED拡張ボードに絵が出ました。
Rxmega_10

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コメント

BE=Burst Enableでしょう
CacheのついていないCPUではあまり意味ないよなあ…
と思っていますが

投稿: ysato | 2011.07.01 11:08

バーストだと思いますが、ハードウェアマニュアルを読んでも実際の動作はよくわからないですね。
EXDMACのときしか連続アクセスしないと書いていますが、実際には16bit幅のメモリを32bitアクセスするときにも発生するのかもしれません。
気力があるときにオシロで見てみます。

投稿: なひたふ | 2011.07.01 13:37

基板購入者にはFixされたSDRAM設定サンプルソフトのC言語ソースをダウンロードできるようにしておいて下さい。
それと、もうそろそろ注文ページが立ち上がりますか?。

投稿: ケンちゃん | 2011.07.02 11:34

RX-MEGA 27台(枚)のほとんどは既に買い手が決まっているのかも???。
(昔、業者が買い占めてしまい、その対策で先行予約している会社もあったからね!。)

投稿: ケンちゃん | 2011.07.02 12:55

>基板購入者にはFixされたSDRAM設定サンプルソフトのC言語ソースをダウンロードできるようにしておいて下さい

ソフトはタダじゃありませんよ

投稿: なひたふ | 2011.07.02 13:20

対価と要求のバランスが取れていない人も当然いるわけですが、商売すると母数がおおくなるのでそういう人を目にする機会も多くなりますね。
いっぽう常識的な人ほど目立たないので、変な人ばかりが記憶に残る。
モチベーション維持や精神衛生のためにもこの問題への対処をしっかりしておく必要があるかなと思います。

投稿: bd | 2011.07.03 15:59

>ソフトはタダじゃありませんよ
つまり、サンプルソフトのC言語ソースコードは有償で、必要な方は基板とは別に購入してくださいと言うことかな。その分基板の値段は安く設定していますってことかな。 

投稿: 猫 | 2011.07.03 16:47

>つまり、サンプルソフトのC言語ソースコードは有償で、必要な方は基板とは別に購入してくださいと言うことかな。その分基板の値段は安く設定していますってことかな。

だいたいそんな感じなのです。正確には、サービスとサポートが有料で、サンプルソフトウェアの提供はその一環として行われます。

投稿: なひたふ | 2011.07.04 16:02

今月号のInterface誌(167頁)読みました。
「経験的には約8分の1の実行速度となります。」
ショック!を受けましたが大変参考になりました。
私は16MbyteのデータをSH7262の16bit接続のSDRAMで走らせています。
もちろん、Cacheを効かせてです。
雑誌を読んでいる限り、RX62Nは大規模開発には不向きのように聞こえます。
だからCPU選定で悩んでいます。
一応、MEGAを購入したので、もしRX62Nを採用するのであれば、
高速処理部分を抜き出して内臓RAMに転送して実行するという工夫が必要かなぁ~と思案中です。

投稿: ケンちゃん | 2011.11.05 16:30

>RX62Nは大規模開発には不向きのように聞こえます。だからCPU選定で悩んでいます。

RXはSHの代わりではなく、H8の代わりだと思います。
大規模な開発にはやはりSHだと思います。

外付けRAMはデータ格納用に使うのがベストだと思います。

RXではuCLinuxも動くようなので、実行するプログラムを1個だけ内蔵RAMに転送して動かすなどということもできるのではないかと思います。

投稿: なひたふ | 2011.11.10 09:11

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