MITOUJTAGでLattice MachXO2の書き込み
LatticeのCPLD(FPGA?)にMachXO2というのがあります。このMachXO2の評価ボードは秋月でも売られていて、入手も容易です。
MITOUJTAGでこのMachXO2が扱えるかどうかを試してみることにしました。
まず、バウンダリスキャンを行って、デフォルトのLEDチカチカの動作を見てみました。
ここまでは問題なし。MITOUJTAGでちゃんとバウンダリスキャンができました。
さて、Latticeに書き込む方法なのですが、実は、MITOUJTAGはMACHXO2のJEDECファイルを書き込むためのアルゴリズムを知りません。そのため、SVFファイルというのを経由してやる必要があるのです。
そのためには、Lattice Diamondで生成したJEDファイルを、Latticeのツールを使ってSVFファイルに変換してやる必要があります。
その手順は次のとおりです。
1.まず、WindowsのメニューからLattice DiamondのAccessoriesの中にあるDeployment Toolを起動します。
2.Diamond Deployment Toolが起動したら、最初のダイアログで、
Function Type=Tester
SVF - Single Device
を選択し、OKを押します。
3.「Step 1 of 4」と書かれたダイアログが表示されたら、File Nameの欄に、Diamondで生成したJEDECファイルを指定します。
4.「Step 2 of 4」と書かれたダイアログでは、Rev D Standard SVFと、RUNTEST from Rev CのチェックをONにします。
5.「Step 3 of 4」と書かれたダイアログでは、出力するSVFファイルの名前を入力します。
6.「Step 4 of 4」と書かれたダイアログでGenerateを押すと、進捗バーが動いて、SVFファイルが生成されます。
7.こうしてSVFファイルが生成されたら、MITOUJTAGで書き込むための準備をします。
MITOUJTAGを起動たら、デバイスの自動認識を行って、Lattice MachXO2が見えていることを確認します。このとき、デバイスの形状が正確に表示されなくても構いません。
8.Pocket JTAG Cableのアイコンをダブルクリックし、Pocket JTAG Cableの設定画面を出してください。下の図のようなダイアログが表示された場合は、OKを押します。
9.Pocket JTAG Cableの設定画面では、TCK=1MHz、高速化オプションはOFFにしてください。
10.メインメニューから[ツール→SVFプレイヤー]を起動し、[ファイル→開く]で先ほど作成したSVFファイルを開きます。すると、真っ白な画面の領域にSVFファイルが読みこまれて表示されます。
11.メインメニューにある「開始ボタン」を押します。
12.SVFファイルが実行され、CPLDへの書き込みが行われます。
このように、SVFファイルを経由して、LatticeのMachXO2に書き込みができました。
実際にご利用になる際には、さらに細かい注意点がいくつかありますので、ぜひお問い合わせください。
LatticeのSVFファイルはLOOPという独自の拡張命令が入っています。これを使えるようになると、書き込み速度の高速化が期待できます。
そういうわけで、SVFプレイヤーのDLLを更新して、LOOP命令に対応させたり、TCK周波数の変更などの手続きをしなくても動くように改良しようとしています。
ご期待ください!
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コメント
LatticeのMachXO2は在庫切れのためか、現在秋月で販売されていませんよ~。
投稿: どえ | 2013.04.22 13:36
そうなんですか、情報ありがとうございます。
投稿: なひたふ | 2013.04.22 13:47
秋月ですが
本日(4/23)付で1200ZEからグレードアップして
MachXO2-7000HE になっていました。
4倍近い論理容量になっているようです。
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gM-06174/
投稿: どえ | 2013.04.23 18:53