Xeonのマシンの組み立て
サポート掲示板のほうで、XeonとWindows7 64bit版でEXPARTAN-6Tがうまく動かないというご意見が寄せられたので、同じ構成のマシンを作ってみることにしました。
そのCPUは、XeonのE3-1275で、チップセットはC206とのことでした。さっそく秋葉原に買いに行ったのですが、ショップの店員さんによればC206のマザーボードはこれしかないとのことで、Intelの「Server Board S1200KP」というものを買いました。また、せっかくだから160GBのSSDを買うことにしました。
これでワシもXeonデビューだと心躍りました。
このマザーボードはMini-ITX仕様の小型のものです。昨年、アルバイトの優秀な学生さんが、Mini-ITXの筐体(JX-FS100B)にCore-i7のボードをギチギチに詰め込んだマシンを作ってくれていたので、そのガワを再利用することにしました。
Mini-ITXの筐体は狭いのでCPUに元からついているヒートシンクが使えません。そこで、薄型で平べったいヒートシンクを使います。
すると、CPUのファンのところにつなぐコネクタがヒートシンクの下に隠れてしまうので、筐体用ヒートシンクのコネクタからCPU用ファンの配線をつなぎます。
中蓋にSSDとDVDドライブを取り付けて、筐体に収めるとこんな感じ。
ちゃんと蓋も締まります。
そして、Windows 7のインストールを行います。SSDだから超速い。
これでベンチマークしてめでたしめでたし・・・ではなくて、目的はPCI Expressの動作を調べることですから、再び蓋をあけてPCI Expressのコネクタを探します。
Mini-ITXという筐体のパソコンはPCI Expressの拡張スロットに何もさせません。何かを挿そうとすると筐体にぶつかります。そこで、PCI Expressの拡張治具を使います。
このマザーボードにはPCI Expressのスロットが1つしかなくて、しかもそのx16のスロットを、エクステンダーでx1にして引き出します。
そして、こんな感じでEXPARTAN-6Tボードをつなぎました。
ちゃんと動いてくれました。
そして、ようやくPCI ExpressのPIOリードとライトの波形がみられるようになりました。
まず、PIOリードの波形。
今まで1DWや2DWしか見たことがなかったのですが、はじめて4DWのリードを見ました。しかも、Core2のころは各パケットの間隔が1.8usくらいだったのに、Xeonでは1.4usに縮まっています。その結果、PIOリードのスループットは10MB/secくらいになりました。Core2やPentium4のころの4倍の速度です。
でも、大きな違いはこのくらいです。後は特に違いはありませんでした。
PIO(コンバインド)ライトはまったく同じでした。
190MB/secくらいのスループットで平常運転しています。
私としてはXeon=食パンみたいなイメージしかなかったのですが、今のXeonはCorei3/5/7と同じ格好をしているのですね。初めてXeonを触ってみたのですが、なんか、Xeonという名前のカッコよさに惹かれてわくわくします。
このXeonマシンは今後、XILINX ISEのビルド用マシンにされる予定です。
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