« RXduino。夢見たものは… | トップページ | RXduinoの無償版「FreeRXduino」をリリースしました »

2014.05.12

RXduinoの今後の方針について

この2~3日の間に、RXduinoについていろいろな動きがありました。

様々な経緯がありましたが、要点をまとめておきます。

  • 5月9日(金)に「RXduino」を商標出願しました。勝手に名称を使われないための予防措置です。エンドユーザ様の権利を制限しようとしたものではありませんのでご安心ください。
  • 現状のRXduinoのライセンスは徐々に緩和します。一度緩和したものが再び制限する方向に戻ることは決してありませんのでご安心ください。

私が望んでいることは、秋月さんの基板も、αさんの基板も、ホクトさんの基板も、マルツさんで売っている外国の基板も、Interfaceの付録基盤も、(販売終了した)特電の基板も、RDKもRSKも、もちろん自作のRXマイコン基板でも、RXを使っていればどれもみーんな同じように動かせて、そこそこ自由なライブラリと開発環境を提供することです。

それは、あのプロジェクトの枠組みの中ではできません。いくら待っていても、コンソーシアムやらエコシステムができるとは思っていません。

だから自分でやります。あのプロジェクトに誘われる前の、ただのなひたふに戻って一人でやります。

目指しているのはH8-OSのような使い勝手です。H8-OSにはお世話になりました。

基本的にフリーのソフトを開発して公開するというわけなので、利益を目的としたものじゃありません。時間も金もスタッフもほとんど割り当てることはできません。つまり、これはボランティア的な活動なので、素早く動けないのはご容赦ください。

今後、唐突にいままでのライセンスの方針と大きく変わることを言い出すかもしれませんが、気まぐれで変えるわけではないのでご理解ください。1年半ほど前から、こういう事態になったときにはこうしようと計画してきたものです。それを実行に移すだけのことです。

ただ、これまでに商用版ライセンスをご購入いただいた方のためにも、ある程度の時間をかけて段階的に以降します。いきなりGPLやらBSDにしたりはしません。

ライセンス条件の変更によって、実際に使うエンドユーザさんにとって不利益になるようなことは一切ありません。それは保障します。

本件にあまり時間はかけられないので、できるだけ開発はせずにライセンスの緩和や対応ボードの増強のみ行います。

 第一ステップとして、「各種ボードでのローカルビルド環境の無償提供」

多くの方が待ち望んでいるあの桃色のボードだけでなく、秋月のRX621や、青い2000円位のボード、それから、マルツさんで販売しているRSKなどが対象です。これは1~2日以内にすぐにやります。

 第二ステップは、「Makeファイルと、ビルドスクリプト

GCCについての深い知識がなくても、コマンド一発で簡単にビルドできるアレです。プロジェクトやワークグループを作成するためのフォルダ構成も再度考えます。

 第三ステップは、「自分ボード用ライブラリジェネレータ

自分のボード用にカスタマイズしたboard.hを作成して、特電サーバ上に用意したクラウドコンパイラでライブラリを生成するツールです。

こんなこと2週間くらいでやろうと考えています。

今までエンドユーザ様の意見を聞いたことがなかったので、ユーザ不在のままライセンスとか考えてきました。皆様、思うことがあれば、どうかコメントとかメールとかいただければ嬉しいです。

|

« RXduino。夢見たものは… | トップページ | RXduinoの無償版「FreeRXduino」をリリースしました »

コメント

集まった人の意見を聞いて、ブラッシュアップして、それを自分の財産権にするのはどうなんですか。そりゃプロジェクトは関係なく、エコシステムもコンソーシアムもできないですよね。

投稿: | 2014.05.13 00:21

>集まった人の意見を聞いて、ブラッシュアップして、それを自分の財産権にするのはどうなんですか。

そこを否定されてしまっては開発する気になれません。

エコシステム、コンソーシアム・・・ふぅ。そんな話もしていただいたことがありましたねぇ。

誤解されないように書いておきますが、私が主体となってエコシステムを作ってとりまとめていくのではなく、あのプロジェクトがエコシステム・コンソーシアム化するという話をもちかけられたんです。

GR認定という仕組みを通じてその中に入れるという話もあったのですが、ただの思いつきの話だったのかもしれませんし、新規のメンバが参入しては困ることがあったのかもしれません。

舞い上がってしまった私が愚かだったのです。

投稿: なひたふ | 2014.05.13 02:55

いや、それがライブラリの財産権でできなかったんじゃ、、

投稿: | 2014.05.13 07:38

それは、卵が先か、鶏が先かの話。

それとライセンスを変えるだけの魅力的な提案もなかったですからね。ただ何も状況を変えようとせず、「オープンにしてくれ」と言われても、それはできないでしょう。

何のために?それだと販売会社しか得しない。それだけは御免です。

投稿: なひたふ | 2014.05.13 07:47

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« RXduino。夢見たものは… | トップページ | RXduinoの無償版「FreeRXduino」をリリースしました »