新しいA/D変換ボードを開発中
新しいA/D変換ボードを開発中です。
今回のA/D変換ボードは、データロガーのようなものです。
18bit 250kspsで最大20chの記録ができます。一度設置したら複数のSD/MMCカード(最大768GB)に長時間記録ができるので、人がいられないような環境(極地とか放射線量の高い場所とか、高所とか)に設置して何日もデータを取り続けるといった用途を想定しています。
サイズは下記の図のとおり。
しかも、めちゃくちゃ低消費電力です。
この基板を4段重ねることで20chのキャプチャを可能にします。
20個のA/D変換器のオフセットとゲインを厳密に合わせるような工夫を盛り込んでいます。このしくみがうまく動くかどうか楽しみです。
データ処理には、小規模なFPGAと、RXマイコンを積んでいます。FPGAはA/Dコンバータの制御や、ゲインやオフセットの誤差補正の計算、ディジタルフィルタなどを行い、RXマイコンはメモリカードへの書き込みやネットワークの通信を行います。
ET2014でお披露目できるといいなと思っています。
| 固定リンク
コメント