Cosmo-Zのパルス整形機能がだいたいできた
ZYNQ搭載のADCボード「Cosmo-Z」に、放射線計測用のデジタルパルス整形機能がだいたいできてきました。
現在のCosmo-Zの内部構造はだいたいこのような感じになりました。
入力された信号にオフセットとゲインと遅延を与え、TFAでパルスを鋭くしてCFDでタイミングを確定させ、台形整形回路で弾道欠損を補正して波形モニタで取るという感じです。
ただ、普通はCFDの出力をTrapezoidal Shaperに入れることはしないので、このデータパスについては、まだまだ検討の余地はありそうです。
任意のチャネルでRise/Fallのトリガもかけられるようになりました。トリガレベルの設定は画面上でマウスでクリックすればよいので簡単です。
TFAやCFDの設定も、Windows上で設定できるようになったので、とても操作が楽になりました。下の図では緑が入力信号、青がTFA出力、茶色がCFD出力です。
台形型波形整形回路も無事に動くようになりました。
これで、Cosmo-Zのディジタル波形整形回路はひとまず完成です。
次はプログラマブル・ゲート・ジェネレータを作りたいと思います。
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