ピークホールド回路
Cosmo-Zを、フルディジタルな放射線計測用信号処理システム(DSP)とするため、FPGAの開発を続けています。
今日はピーク・ホールド(Peak Hold)回路を作りました。ピーク・ホールド回路とは、その名のとおり最大値を保持する回路です。
トリガが入っている間の最大値(あるいは最小値)を保持します。なお、茶色の線が入力信号。赤の線がピークホールド出力。灰色の線がトリガ期間を示します。
いろいろな高さの波形が入ったときの動作は、こんな感じです。
この波形は、FPGA内で作り出したテスト波形でしたが、実際にプラスチックシンチレータとフォトマルをつないで、バックグラウンドの波形でやってみました。
横の1ポイントは12.5nsに相当します。ちゃんとピークをホールドしてくれているのがわかります。
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