« Cosmo-Zのパルス整形機能がだいたいできた | トップページ | フォトマル用のプリアンプを入れてみた »

2016.04.18

ピークホールド回路

Cosmo-Zを、フルディジタルな放射線計測用信号処理システム(DSP)とするため、FPGAの開発を続けています。

今日はピーク・ホールド(Peak Hold)回路を作りました。ピーク・ホールド回路とは、その名のとおり最大値を保持する回路です。

Peakhold

トリガが入っている間の最大値(あるいは最小値)を保持します。なお、茶色の線が入力信号。赤の線がピークホールド出力。灰色の線がトリガ期間を示します。

いろいろな高さの波形が入ったときの動作は、こんな感じです。

Peakhold_2

この波形は、FPGA内で作り出したテスト波形でしたが、実際にプラスチックシンチレータとフォトマルをつないで、バックグラウンドの波形でやってみました。

Peakhold2

横の1ポイントは12.5nsに相当します。ちゃんとピークをホールドしてくれているのがわかります。



|

« Cosmo-Zのパルス整形機能がだいたいできた | トップページ | フォトマル用のプリアンプを入れてみた »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« Cosmo-Zのパルス整形機能がだいたいできた | トップページ | フォトマル用のプリアンプを入れてみた »