TrenzElectonic社のTE0808-03-02I-Sスタータキット
ZYNQ Ultrascale+搭載のFPGAボード、・・を組み込んだTE0808-03-02I-Sスタータキットを入荷しました。
まるでパソコンですね。
本当はFPGAボードのみを入荷しようとしていたのですが、ボード本体のTE0808-03-02Iは、事情により在庫切れになっていて、次回の製造は8月か9月ごろになるとのことだったので、駆け込みで仕入れました。
そうしたら、筐体に入ったパソコンっぽいのが来てしまったのです。
しまった・・・間違えた。
型番の後ろにSが付いているのはスタータキットの意味だったのですね。
このスタータキットというのは、TE0808-03-02Iとベースボード、そしてパソコンの筐体がセットになったお得なものです。
せっかく届いたのでじっくり見てみましょう。
リアパネルにはUSBコネクタとSFP+の光ファイバ用モジュールを挿すソケットが2個。そしてDisplayportのようなコネクタが付いています。
本体の上の窓から覗いてみると、凛々しく鎮座するUltraScale+が見えます。
横から見ると、メザニンコネクタとFANが見えます。
TE0808-03-02I-Sに搭載されているFPGAは、UltraScale+のXCZU9EG-2FFVC900IESとのことです。
-2のIです。つまり、工業グレードで高速なやつです。
知っている人は知っていますが、XILINXのハイエンドFPGAはスピードグレードの違いで値段が桁違いに高くなります。どんだけ値段が張るんだという感じです。
DDR4メモリを2GB積んでいて、ユーザI/OはハイパフォーマンスI/Oが156個とのことですから、すごい拡張性です。
トランシーバはGTRを4個と、GTHを16個積んでいます。まさにモンスター級です。
なお、このUltraScale+を搭載したFPGA風パソコンは、限定2台のみ入荷です。次回の入荷は8月ごろになるとのことですので、今すぐUltraScale+のハイエンドなデバイスを動かすならば、この機会をお見逃しなく。
ご注文は下記のURLで承っております。
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https://shop.tokudenkairo.co.jp/shopping/detail.php?shpdi=TE0808
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