HyperFADCを使ってMPPCの波形を観測
開発中の1Gsps ADCボード「HyperFADC」を使って、プラスチックシンチレータとMPPCが出す波形をとらえることができました。
おそらく宇宙線だと思います。
ちゃんと1nsの分解能で見えています。少し波打っているのは、信号源となるMPPCアンプが長い同軸ケーブルの容量で発振しているせいではないかと思います。オシロだけをつないでも波打って見えたので、このADCの問題ではないでしょう。今までの高速ADCでは、この高い周波数の発振は見えませんでした。超高速ADCだからこそ発見できた問題といえます。
また、1Gspsだからエイリアシングのことを考えると500MHz弱で急峻にカットオフするのがベストです。周波数特性を測定したところ、約450MHzで切れて、しかもゲインにピークのほとんど生じていない良好な特性となりました。LCフィルタは偉大ですね。
FPGAの設計から、周波数特性の測定、波形の取得まで、すべて学生のスタッフさんがやってくれました。感謝感謝です。
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