MITOUJTAGでVivadoのXDCファイルを読み込めるようにした
今更ではありますが、MITOUJTAGでVivadoのXDCファイルが読み込めるようにしました。
いままでのMITOUJTAGはXDCに対して機能不足で
- ファイルの一覧にXDCファイルが表示されない
- -dictを使ったピン定義に対応していない
という問題がありました。
XDCファイルが表示されないというのは、下の図のような状況です。
XILINX用のピン定義ファイルを表示しようとしても、XDCが出てきません。ファイル名のところに*.xdcと入れなければなりませんでした。
また、-dict記述に対応していないというのは、XDCでのピン定義はset_property PACKAGE_PINという記述で行いますが、このやり方には2種類あって、
set_property PACKAGE_PIN F17 [get_ports {netic20_f17}]; #IO_L6N_T0_VREF_35
set_property PACKAGE_PIN G18 [get_ports {netic20_g18}]; #IO_L16N_T2_35
set_property PACKAGE_PIN T9 [get_ports {netic20_t9}]; #IO_L12P_T1_MRCC_13
set_property PACKAGE_PIN U9 [get_ports {netic20_u9} ] ; #IO_L17P_T2_13
という書き方と、
set_property -dict {PACKAGE_PIN Y18 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {PWM_H_OUT[0]}]
set_property -dict {PACKAGE_PIN Y19 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {PWM_L_OUT[0]}]
set_property -dict {PACKAGE_PIN Y16 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {DRV_FLT[0]}]
set_property -dict {PACKAGE_PIN Y17 IOSTANDARD LVCMOS33} [get_ports {DRV_EN[0]}]
という書き方の2種類があります。
前者の書き方は、ピンに対してIO規格とピン番号を別の行で指定する方法です。
後者の書き方は-dict {} という記述方法で1行にまとめてしまう方法です。
今までのMITOUJTAGでは前者の方法にしか対応していませんでした。
![]()
これらの問題を解決したパッチを作成しました。
今回、動作テストに使ったボードは、Arty-Z7です。デバイスを自動認識させたら、右クリックして、「ピン定義ファイルの読み込み」を行います。
一覧にちゃんとXDCファイルが表示されるようになりました。
そして、Arty-Z7のXDCファイルを読み込んでロジアナモードを開くと、
このようにピンの定義が読み込まれていることがわかります。
この機能は次回のMITOUJTAGの更新の際に取り込んでリリースしますが、パッチだけすぐに欲しいという方はご連絡ください。
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