Intel(ALTERA)のMAX10キットを試す
MITOUJTAGでMAX10がどう見えるかを試してみたくてIntelのMAX10評価ボード「10M50 Evaluation Kit」を購入しました。
このボードは、MAX10の最大クラスである10M50DAF484C6GESを中心に、1G ビット(64Mx16)LPDDR2 SDRAMや、HDMI出力、CSI入出力が搭載されています。
HDMI出力はAnalogDevicesのADV7513を使って作られていて、I/O直結にはなっていないようです。
MAX10のほか、MAX2も乗っていて、MAX2とCypressのEZ-USB FX2によりオンボードのUSB Blaster2を構成しています。
このボードをUSB給電で動かす際のポイントを書きます。
- 付属する赤と黒のコネクタが付いた変なUSBケーブルは、黒いコネクタを使う
- USBから給電する際には、J11を2-3のほうに差し替える
さて、電源を入れると動き出してLEDが点滅するわけですが、MITOUJTAGから認識しようとしても残念ながらUSB Blaster2を認識しませんでした。
どうやらUSB BlasterとUSB Blaster2は全く別物のようです。
そこで特電のUSB-JTAGケーブルをつなごうとしたのですが、それでもデバイスを認識しません。
MAX10キットの回路図を見たところ、2番ピンがUSB_DISABLEとなっていました。外部からUSB Blasterをつなぐ場合はGNDとショートされるはずです。ここをLレベルにするとオンボードのUSB Blaster2が無効になります。
というわけで、Pocket JTAG Cableの青い線をつないで、MITOUJTAGでLに設定しました。
これでMAX10が認識されるかと思ったら、今度は不明なデバイスが2個見つかりました。
1つ目のデバイスのIDCODEは0620A1BB、2つ目のデバイスのIDCODEは020D10DDでした。この020D10DDというデバイスはUSB Blaster2を構成しているMAX2の中に存在する仮想的なデバイスだそうです。
読み解いた感じでは下の図のようになっています。
最初のデバイスのIDCODE「0620A1BB」というのは正しくはMAX10のIDCODEで031050DDのはずです。
何かがバグって1bit左にシフトしているようです。VTAPのIDCODEレジスタが33bitあるのかな??
なお、Qualtusのプログラマでは次のように見えます。
![]()
SW2.4をONにすると、MITOUJTAGでも普通のチェーン構成として見えるようになります。
これでようやくMITOUJTAGで普通にMAX10がスキャンできるようになりました。
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