AD9717の出力バッファの周波数特性改善
綺麗な正弦波が出せるようになったので、次に、周波数特性の改善を図ります。
周波数特性を下げている原因はOPアンプの性能と、帰還抵抗に並列に入ったコンデンサです。
THS4520を使ったCosmo-Z Miniの本番機を何とか用意し、帰還抵抗の並列コンデンサを1.5pFに交換しました。
そして、AD9717からLFSR(疑似乱数)を出しました。
LFSRの値が2bitや3bit続く部分と1bitで切り替わる部分の振幅を見ると、振幅は出ているので周波数特性は足りていると思われますが、若干、リンギング気味であることがわかります。
最終的な出力ではなく、完全差動アンプの出力を見てもリンギングが出ているので、出力アンプではなく、初段の完全差動アンプの問題なのでしょう。
一方、ゲインを変更せずに499Ω//3pFにしているほうは、高周波でのゲインが不足気味です。
最適な値は1.8pFくらいではないかと思うのですが、手元に1pFのコンデンサしかなく作れないので、今日のところはここまでにしておきます。
最終的に出した綺麗な正弦波は、
です。
やはり振幅が大きいと高調波が-70dBくらいになるので、振幅をめいっぱい出さずに0.5Vくらいにしたところ、高いところまで伸びた周波数特性と、-80dBの歪率を達成できました。
100MHz程度であっても簡単ではないですね。
特性の良いDACやADCを作るのはかなり試行錯誤が必要です。
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