AD9717+THS4520で最適なコンデンサの容量は?
前回の実験の続きです。
Analog DevicesのDAC「AD9717」の出力を、Texas Intstuments社の完全差動アンプ「THS4520」で受けています。
TINAでシミュレーションしている等価回路はこんな感じです。
丸で囲んだ並列コンデンサの容量はいくらくらいが適正かということを検証しました。
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AD9717を10クロックでトグルして6.25MHzの矩形波を作ります。
まずは、コンデンサの値が1.8pFの場合。
次は2.0pFの場合。
前回の検証では1.8pFが適切かなと書いたのですが、1.8pFだとリンギングが出ているので、2.0pFか、2.2pFくらいがちょうどよいかと思われます。
このTHS4520の後ろには同軸ケーブルをドライブするための2段目のOPアンプ(THS4041)が控えているのですが、初段のTHS4520のコンデンサの容量でリンギングが変わるのが見えているので、THS4041の問題ではないことがわかります。
また、1クロックごとにHLHLして62.5MHzを作った場合では差がないので、
この立ち上がり時間はOPアンプのスループットによるものでしょう。
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結論を言えば、THS4520の並列コンデンサを減らしてもリンギングが増えるだけで、周波数特性が改善するわけではないことがわかりました。2.0pF~2.2pFくらいが適正な値と思われます。
スループットをさらに高めるには、後段のTHS4041の問題か、AD9717の問題かを切り分ける必要がありそうです。
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