Cosmo-Z Miniのソースを公開しました
お待たせいたしました。
Cosmo-Z MiniのFPGAのソースコードを公開します。
再ビルドを行うにはVivado 2018.3を使います。異なるバージョンのVivadoの場合はご相談ください。
まず、下記のページからソースコードをダウンロードします。
https://www.tokudenkairo.co.jp/login2/download.php
https://www.tokudenkairo.co.jp/login2/getfile.php?target=CosmozFPGA2019
Cosmo-Z Miniのソースコードがダウンロード可能にならない場合は、ライセンスページからライセンス番号を登録します。
ダウンロードすると下の図のようなフォルダが現れます。
Cosmo-Z/Cosmo-Z MiniのソースコードにはVivadoのプロジェクトは含まれていません。Vivadoプロジェクトはサイズが大きくなるので、最小限のテキストファイルとプロジェクトを生成するためのTclが入っています。
これを利用してプロジェクトを再生成するには専用のTCLスクリプトを使います。
このフォルダの中にあるSETTINGS.CMDをメモ帳か何かテキストエディタで開きます。
@SET VIVADO_PATH=D:\Xilinx\Vivado\
@SET VIVADO_VERSION=2018.3
1行目はVivadoをインストールしたパス、2行目はVivadoのバージョンです。
そうしたらopen_project_gui.cmdを実行します。
すると、ソースからプロジェクトが作られ、ブロックデザインが再現されるというしくみになっています。
ビルドする際にGenerate BitStreamをやってもいいのですが、TCLコンソールにNahiRunと入力してENTERを押したほうがいいでしょう。
NahiRunコマンドを使うと、コメントからのIPのパラメータ設定が反映されるほか、BitStreamファイルがvivadoプロジェクトの一つ上のフォルダにコピーされるので探しやすいでしょう。
最初の1回目のビルドはIPの生成を行うので時間がかかります。2回目からは早くなります。
ビルドが終了したらmkbootフォルダを開き、mkboot.binを実行します。
これでboot.binが出来上がります。
そうしたらCosmo-Z MiniとホストPC(Windows)をLANで接続し、エクスプローラで\\cszmini を開いてそこにboot.binをコピーします。
Cosmo-Z Miniにログインしたら、rootで
cp /home/share/boot.bin /mnt
と入力します。これで
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