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2020.07.14

Cosmo-Z Miniのソースを公開しました

お待たせいたしました。

Cosmo-Z MiniのFPGAのソースコードを公開します。

再ビルドを行うにはVivado 2018.3を使います。異なるバージョンのVivadoの場合はご相談ください。

まず、下記のページからソースコードをダウンロードします。

https://www.tokudenkairo.co.jp/login2/download.php

Downloadable

https://www.tokudenkairo.co.jp/login2/getfile.php?target=CosmozFPGA2019

Cosmo-Z Miniのソースコードがダウンロード可能にならない場合は、ライセンスページからライセンス番号を登録します。

ダウンロードすると下の図のようなフォルダが現れます。

Cosmo-Z/Cosmo-Z MiniのソースコードにはVivadoのプロジェクトは含まれていません。Vivadoプロジェクトはサイズが大きくなるので、最小限のテキストファイルとプロジェクトを生成するためのTclが入っています。

Cszm_src1

これを利用してプロジェクトを再生成するには専用のTCLスクリプトを使います。

このフォルダの中にあるSETTINGS.CMDをメモ帳か何かテキストエディタで開きます。

@SET VIVADO_PATH=D:\Xilinx\Vivado\
@SET VIVADO_VERSION=2018.3

1行目はVivadoをインストールしたパス、2行目はVivadoのバージョンです。

そうしたらopen_project_gui.cmdを実行します。

すると、ソースからプロジェクトが作られ、ブロックデザインが再現されるというしくみになっています。

Cszm_src2

ビルドする際にGenerate BitStreamをやってもいいのですが、TCLコンソールにNahiRunと入力してENTERを押したほうがいいでしょう。

NahiRunコマンドを使うと、コメントからのIPのパラメータ設定が反映されるほか、BitStreamファイルがvivadoプロジェクトの一つ上のフォルダにコピーされるので探しやすいでしょう。

最初の1回目のビルドはIPの生成を行うので時間がかかります。2回目からは早くなります。

ビルドが終了したらmkbootフォルダを開き、mkboot.binを実行します。

Cszm_src4

これでboot.binが出来上がります。

 

そうしたらCosmo-Z MiniとホストPC(Windows)をLANで接続し、エクスプローラで\\cszmini を開いてそこにboot.binをコピーします。

Cosmo-Z Miniにログインしたら、rootで

cp /home/share/boot.bin /mnt

と入力します。これで

 

 

 

 

 

 

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