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2020.08.27

ようやく望みの特性のLPFができた

ようやく、望みの特性のLPFができました。

Top_20200827144401

回路は前回のものと同じなのですが、裏面を銅箔テープで包んだ結果、ノッチの共振周波数が正しい場所になりました。

Bot

設計では84MHzと123MHzにノッチですが、

Chev_final

実測では88MHzと129MHzにありました。

(ベースとなっているのはチェビシェフLPFですが、入力インピーダンス10Ωで設計しているところネットワークアナライザが50Ωなので、透過域の特性がなだらかに下がってしまっています。これは想定の範囲内です。)

GNDが上下に分かれていたりするとだめなんですね。SMAコネクタにある4つのGNDピンからできるだけベタに近い感じのGNDをとって横にも接続しながら出力端へ結んでいかないと、GNDが寄生インダクタンスの塊になってしまうのでしょう。

寄生インダクタンスは容易に増えますが、寄生容量は数pFだから100MHzくらいまでの用途ならあまり気にしなくていいかもしれません。

 

シミュレーションと実測でノッチの位置を比較してみると数MHzずれていますが、そもそもMicroVNAの周波数ステップが4MHzくらいあるので、ほぼ設計通りにできたといえるでしょう。

Measure_20200827144401

回路はこんな感じです。

Lpf_circuit

いろいろやってみて、寄生容量や寄生インダクタンスが与える影響が体感できてきました。

300MHzくらいまでならどんなLC回路でも作れる気がしてきました。

 

 

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