30MHz以上でゲインが落ちる特性を打ち消す邪道フィルタ
OPアンプの特性なのか、30MHzくらいから予想よりも早くゲインが下がる問題を何とかしたいと思います。
そこで考えたのが、出力OPアンプの手前に50MHzくらいにピークを持つLCフィルタを入れたらどうかということです。
回路はこんな感じで、
特性は
です。
本当はOPアンプの前に入れる緩めのLPFだったのですが、50Ωで終端をしなかったためピークが出る特性となってしまいました。
失敗は発明の母ということでこのピークを積極的に使ってみましょう。
全体の回路はこちら。
名付けて邪道フィルタ。
変なコンデンサを入れてノッチを聞かせたため、すでにチェビシェフじゃなくなってるし、さらに高域のゲインを補償するためにわざとピークを出す。こんな邪道なフィルタです
シミュレーションはこちら。
実際のOPアンプはシミュレーションよりも早く減衰するので、これなら30MHzあたりで減衰する特性と打ち消しあってくれるんじゃないか・・と淡い期待をして実験してみました。
実際に測ったものがこちらです。
意外といい感じとみるか、汚いと見るか、人それぞれです。フィルタの前にある16Ωという抵抗を調整することでピークの高さを調整できます。
ですが、やはりボツですね。
そもそもOPアンプの出力をLCフィルタに通すとシミュレーションどおりにならない原因がつかめていないのに、特性を打ち消すようなピークを作るというやり方でうまくいくとは思えません。
分かっているものを一つ一つ積み重ねていくやり方でなければなりません。
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