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2022.06.30

ディジタルロックインアンプに必要なADCのビット数

事業再構築の申請も無事に出せたので日常業務に戻ってきました。

今日は、ディジタルロックインアンプを作るときに、12bit、14bit、16bitのADCで差が出るかどうかを検証しました。

やり方はKeysightの任意波形発生器(AWG)で正弦波を作り、その正弦波の振幅を0.5mV~50mVまで少しずつ大きくしていくというものです。

まず、12bitのADCを使った場合。振幅5mVppくらいの時の波形は少しカクカクしています。

12bit

0.5mVから50mVまで振幅を上げていったところ、綺麗な直線に乗ります。

12bitlinear

この計測値が直線からどれだけずれているかを差分を取ってみてみると、下の図のようになりました。

12biterror

誤差は多くても0.12mVくらいといえます。

この誤差はAWGの中でレンジが切り替わるときに出るもので、AWG自身の誤差です。

誤差が大きく変化するときにはAWGからカチッという音がします。AWGはDACと乗算器で信号を作っているのではなく、抵抗のアッテネータがいくつもあって、それを切り替えることで様々な振幅の正弦波を作るようになっているからです。DACをフルに近い振幅で出力させることができるのでS/N的に有利になるかだと思われます。

つまり、ロックインアンプを作ることで、KeysightのAWGが出す振幅の誤差を測れるようになったというわけです。

 

ADCを14bitにすると生波形でのカクカクは見えなくなります。

14bit

ロックインで測ってみると、

14biterror

同じような傾向のグラフが得られます。

16bit版のADCで測っても、

16biterror

やはり、同じ電圧のところでギザギザします。

ADCのビット数が多少悪くて量子化誤差が出ていたとしても、ロックインアンプのように長時間積分するタイプの計測では均されてしまって影響がでないのだと思われます。

この12bitのADCの1LSBの分解能は244μVですが、それよりはるかに小さい10uV未満の信号を図ることができます。

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2022.06.29

事業再構築補助金の申請完了!

事業再構築補助金の申請がようやく完了しました。

信金さんが驚くべき速さで確認書を作ってくれました。

1日で事業計画書は10回見直し。それから、ミラサポの決算書を見直し、添付書類を見直し、購入する資産一覧を見直し、収益計画の数字を見直し・・といったルーチンを今日は5回くらい繰り返しようやく申請に至りました。

本当に疲れました。

でも、この事業計画書の作成を通じて自分がやりたいプランが明確になってきたので、明日から補助金の採択結果を待たずに動くことができます。事前着手制度を使って明日からいろいろな機材を揃えます。補助金が採択されてもされなくてもこの新事業は実行します。

「売上が少ない場合」とか「つなぎ融資が下りない場合」とか「装置が完成しない場合」とか、いろいろなケースをシミュレートして、それでも自己資金だけで初めて黒字にできるプランなのです。もちろん補助金が出れば一気に拡大できます。補助金が出なければゆっくりですが拡大できます。

日本中の電子回路製造事業者の抱える緊急の課題を解決したいので、本気で急いで取り組みたい課題です。

信金の担当者さんは次回もありますというけど、次回じゃダメなんです。

Shinsei

#ああ、疲れた。

#どこかに、事業再構築補助金を自分で出した事業者さんのオフ会ないですかね。

 

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2022.06.28

事業再構築の会社情報や決算などの登録

事業計画書の昨日指摘された事項を修正して、朝一で信金にもっていきました。

それから、これまで適当に入力していた会社財務情報などを修正することにしました。

財務情報の入力なのですが、「手形」とか「車両運搬具」の金額を入れるところがあります。0なのですが、こういうところを無記入で飛ばすのではなく、0と入れるようなのですね。

Ms1

あと、決算書とかのファイル名ですが、公募要項を読むとファイル名の形式が指定されています。

Filename

事業計画書は、"事業計画書(特殊電子回路株式会社).pdf"に、ミラサポで作った財務情報は"事業財務情報(特殊電子回路株式会社).pdf"にリネームするべきなのでしょう。あと、()は全角。意外と細かい。

困ってしまったのが、これ。

Kessan

決算書は、上のルールだと"決算書等(特殊電子回路株式会社).pdf"にしなければなりませんが、これだとファイル名に年度が入れられない。どうすればいいのかは明日聞いてみることにします。

国関係の申請では注意書きを隅々まで読む注意力が求められると聞いたことがあるので、そんな不毛な修正をしていたら、信金さんの本社から直接電話がかかってきて、事業計画書の修正すべき点について教えてもらいました。

さすが毎回40件も50件も通しているだけあって、ノウハウがたくさんあります。

ネットによく書かれている事業再構築の事業計画書の書き方のコツよりもはるかに多くの有益情報を教えてくれました。

 

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2022.06.27

事業計画書が添削されて戻ってきた

今日の朝、信金さんから事業計画書が添削されて戻ってきました。

思っていたより早い!!

A4用紙4枚でいろいろ書かれていたので「これは!」と思ったのですが、内容は「実施体制は事業計画の具体的内容の章に移動したほうがよい」とか「求人する場合は具体的にどのメディアに出すか書く」とか、資金調達は表にするとか、事業計画書の形式的な書き方についてでした。

私の行おうとしている事業が成功しそうかどうかについては全く触れられていないのでもやっとします。

特電がお世話になっている税理士さんも認定経営確認機関で、半導体テスタについてもわかるそうなので、税理士さんにも事業計画書を送って見てもらうことにしました。

信金さんの確認書が間に合わなければ税理士さんのほうにお願いしようかと思います。

 

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2022.06.26

実家に行ってきた

実家に2~3年ぶりに行ってきました。

目的は高校時代の黒歴史を詰め込んだ押し入れの中身を確認するため。

母親が言うには押し入れには一切触っていないとのこと。

父親が新しい真空管アンプを作っていたのですが、もう秋葉原に行けないから家にある古いアンプをバラシて新しいアンプを作っているとのこと。

 

さて、押し入れの中を見てみたのですが、TMS320Cのマニュアルとか大量のフロッピーとか、古いトラ技やスーパーファミコン、430MHzのトランシーバとかが見えました。

フロッピーの多くはDOS/V用なので大学に入って以降の物と思われます。

MSXとHITRISのフロッピーは押し入れの奥すぎて発見できませんでしたが、MSX FANのおまけディスクとかがあったので、おそらくあるのでしょう。また今度ゆっくり行きたい。

 

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2022.06.24

事業計画書を信金に持っていったら・・

事業再構築補助金の事業計画書が書けたので、お世話になっている信金に持って行ったところ、

「いやー、私、半導体とか全然わからないんです。」

「この計画名の漢字、何て読むんですか?」

って言われてめげてます。

「本社でまとめて処理しているんで時間がかかるかもしれません。今年度はあと2回やることは決まっているし、1回で通る人は少ないですから」みたいなことを言われて、さらにめげました。

認定支援機関を別のところにしようかな。

今からでも確認書発行してくれそうなところはあるかな・・

 

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2022.06.19

鹿島神宮と「○め祭り」

今日は鹿島神宮に電車でお参りしてきました。

「あやめ祭り号」というちょっと物騒な名前の特急で帰ってきたのですが、ホームというホームにカメラを持った人がいて、いっぱい写真を撮られました。

Ayame

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2022.06.17

事業再構築の事業計画書を書き始める

X線検査装置とか外観検査装置とかの見積もりが出そろってきました。

一番安いX線検査装置を探したところ90万円。その上のランクだと280万円。さらに上だと500万、1000万・・

外観検査は500万円くらいからでしょうか。

 

高い。

 

これは、補助金を取らなければ買えませんね。

補助金の申請金額が1500万未満だと事業計画書を10ページにまとめないといけないのですが、1500万以上だと15ページまで許されるようなのです。ある程度機器を買うようなプランにしたほうがよいかもしれません。

で、ふと思ったのですが、半導体テスタのようなものを使って検査するだけではなく、自分でX線と外観検査までやってしまえばよいのではないかと。そうしよう。半導体の真贋検査の、X線も外観も電気的検査もすべて引き受けるような事業にしよう。

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2022.06.16

ルネサスがまたArduinoやるらしいけど

ルネサスがArduinoやるらしいと聞いて心穏やかではいられません。

https://www.automation-news.jp/2022/06/63271/

おーい、ピンクの基板「がじぇるね」はどうしたんだ。

経緯を話すと長いのですが、GR-SAKURAを設計したのは私です

2011年の12月ごろ、下の写真のようなRaXinoという基板を作りました。

RX62Nが乗っていて、Arduino形状で、Webコンパイラでコンパイルできるというものです。

当時、ルネサスの業績は低迷していて、同じく秋葉原のジャンク屋パーツ屋「W」も低迷していました。

2011年の展示会か何かの時に、Wの人がルネサスの人にArduinoみたいなことをやろうと持ち掛けたそうなのですが、そのときのルネサスは低迷して気落ちしていたので引き受けてしまったとか。

それで、特電に話が来ました。「御社のRaXinoを半分くらいの値段で作れないか」、と。さらに基板の色をピンクにしたいと。

経緯はともかく、GR-SAKURAはRaXinoの廉価版を作るということで始まりました。

 

私は面白そうな案件が来たと思って二つ返事で受けてしまいました。実装コスト削減のためにRaXinoの裏面にある部品を表に持ってきて片面実装で済むようにしたり、まぁ頑張りましたよ。

ゴールデンウィークのすべてを費やしてArduino互換のRXマイコン用ライブラリ(RXDuino)を作りました。ハードウェアの試作は自腹です。後から請求したら部品の原価くらいは出ましたが人件費は出ません。今思えばやりがい搾取ってところでしょう。

ピンクのレジストは、私が日本中の基板屋さんにかたっぱしから電話をかけて、作れないかどうかを聞きまくりました。

そもそもピンクのレジストというものはないので、赤のレジストに白のレジストを混ぜて作るのですが、装置を毎回洗浄しないといけないのでどの基板メーカーもやりたがらないようでした。

 

一社だけ引き受けてくれる業者さん(2022年現在、廃業)があって、その業者さんの使っている基板製造装置は少量のレジストでできるそうで洗浄が手間にならないからだそうです。

ただ、レジストの硬貨する温度だか時間が色によって違うのでひび割れするかもしれないということでしたが、大成功!

こうしてGR-SAKURAの最初の試作基板ができたのです。

 

なお、最初のファンミーティングで配ったやつと本番のやつとは少しピンク色の色合いが違いますが、透けてみえている内層の透け方が違っていたり、レジストの赤白の配合割合が変わったことにあると思います。色合いは安定しませんがそれはご愛敬。

 

GR-SAKURAのWebコンパイラはルネサスが内製(おそらく子会社が作った)と思われるので、RaXinoのものではありません。

 

プロジェクトがギクシャクしだしたのは、極端に金払いが悪いということに気が付いてしまってからです。

メモリが少ないタイプのRXマイコンを急いで2000個仕入れろと言われて、銀行振り込み先払いして仕入れたら「それは使わなくなった」みたいな展開になって、W社は「いつか何とかしますから!」とか「5000台くらいじゃんじゃん売りますから!」みたいな調子のよいことを口で言うだけで、全く金を払う気配がないんですね。ルネサスのプロジェクトリーダーは「アメリカ版で使うかもしれないから持っておいてください」というだけで具体的には何も動かない。使う予定のない部品を買わされて特電の資金繰りを悪化させられたのがトラブルの1つ目です
(このメモリの少ないマイコンは、経緯を書いてヤフオクに出したら、あっという間にルネサスが買い取ってくれたので解決済み)

金払いがおかしいことに気が付いたのはそのときでした。

 

無事に量産が始まったのですが、W社は安くなければ売れないと思い込んでいて、W社へ卸す価格はほぼ原価。特電は作れば作るほど損をする価格になっていました。それなのに支払いが2カ月とか3カ月とか先に設定されている。

それでもW社はちゃっかり利益を出す価格設定になっていて、特電は作れば作るほど損をする。なんだかおかしい。

 

そういったことがきっかけとなって、帝国データバンクと東京商工リサーチで信用調査したところ、W社は倒産寸前の財務状況であったことが発覚!!

これはやばい。支払日まで持たないだろうと思い、「W」の本社ビルに行って専務を問い詰めたら「Wの財政を立て直すために始めたプロジェクトだった。Arduinoがうらやましかった」とのこと。「金がないので日付なし小切手で支払う」とか「できるかぎり相殺で支払いたい」とかわけのわからないことを言う始末。

しかもW社某専務は約束の日に支払えるかどうかわからないみたいなことを言う。

ところが数日後には、「生産能力も資金力もないくせに引き受けた特電が悪い。信用調査してWの財政状況が悪いことを理由に一方的に解約しようとするのはビジネスの信義則に反する。発注した分は全部納めろ」みたいなことを言い出す。

いやいや、支払うあても余力もないくせに発注しておいて何が信義則だよ。

 

ふと気が付くと、もともと特電のRaXinoの色を変えて安く作ったはずのArduino型RXマイコンボードが、いつのまにかWのプロジェクトみたいになっている。プロジェクトの主導権も完全に握られて、価格も安く統制されて、にっちもさっちもどうにもブルドッグ。

いきなり夜逃げされても困るし他の債権者が取り立てにきていないかを調べるため、W社に足しげく通って、店の状況をウォッチングしていたら、2階だったか3階だったかの店主が逃げ出すように移転して、恨み言言いながらホームページ完全消去してるし、こりゃもうだめだな、と。

最初の出荷の1000台(?)については早期回収はあきらめて支払日まで待つこととしました。そこで相談したのが元マイコン少年という異色の弁護士。こういう基板のことをわかっているから状況を的確に理解してくれます。百戦錬磨の弁護士から見ても回収はかなり厳しい状態で、倒産させるとまず回収できないから未納品の現物を少しずつ換金していく戦略にしました。Wには信用悪化を理由にそれ以降の出荷は保留しました。

 

支払日に支払われない可能性が高かったので、ルネサスの偉い人に相談(告げ口)しました。某社がビルを建ててからの綺麗な右肩下がりの売上グラフを見せたら、某リーダーには「これが1万倍の規模でおきているのがルネサスです」みたいなことを言われる。おい何言ってんだ。他人事じゃないだろ。でも偉い人は「〇〇君、我々は壮大な詐欺に会おうとしていたのかもしれない」と、ようやく危機的な状況を認識してくれました。もしものときはルネサスが救済してくれることとか、W以外が参加しやすいようなアライアンス体制とか約束はしてくれました。・・うーん、約束してくれたのかな、努力するという程度の話かも。それでも偉い人さんが神だか仏に見えました。地獄で仏に会うってこのことです。

 

まぁ、ルネサスの偉い人に話をした甲斐あったのかもしれません。どういうわけだか少しだけWの資金繰りが改善して、無事に初期ロットの売掛金は回収でき、それ以降はWの支払い能力に応じて、銀行振込先払いで支払える数だけちょこちょこと納品するように変えてもらいました。最後にはGR-SAKURAの設計データを二束三文で売却して終了。あとの量産は勝手にやってください、と。(PROTELのDDBファイルなんで読めないかもしれないけど知らん。Altium買ってね)

 

W社以外が参加しやすい体制というほうをワクテカして待っていたら・・・特電のほうが切られました。

秋くらいのファンミーティングから、私いなかったでしょ。声もかからなくなったんです。

 

ルネサスの人はライブラリを公開してくれと要求してきます。「W社以外の企業(例えばA月とかS石とかM津とか)が参入しやすい体制を作り、ルネサスを中心とした緩やかなアライアンスを作るなら、RXDuinoのライブラリは喜んでGPL化する」という話だったのですが、ルネサスはWとともに歩むことを決めました。(より詳しくは下記の<コソコソ噂話へ>)

いまさらWを切ることはできなかったのです。

仕方がないので、RXDuinoのライブラリをGPL化するのを止めました。

 

こうして特電はがじぇるねと袂を分かつことになりました。

振り返ってみると、なにもかも全部なくなっていました。(何もかもなくなっていたはずですがRXマイコンだけはまだ残っています。高値が付くようであればヤフオクに出そう。)

 

余談ですが、2012年の年末まで私をメーリングリストから削除するのを忘れていたようで、Wの人が年末にメーリングリストに罵詈雑言メールを送っていたのを見たのが最後です。そういえば、大晦日にドラえもんみてたら脅しの電話がかかってましたね「ブログ消せー」って。そのメールの内容もいずれ書きたいと思います。あのいつもイベントでニコニコと笑顔で調子のいいこという人が、裏ではこんな言葉を発しているんだ・・と驚くような内容です。

ナイジャンだかなんだか知りませんが、電子工作界隈でピンク色で喋るのが上手な人を見たら気を付けてくださいね。

 

追記

弁護士の先生からは「よくあの状況で全額回収できたなー」と褒められました。

 

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2022.06.15

JPCA Showに行ってきました

JPCA Showを見に、東京ビックサイトへ行ってきました。

目的は、ICの真贋を判定する商品/サービスが既にあるかどうかの確認と、X線検査装置や外観検査装置の価格や大きさを調べるため。今月末に「事業再構築補助金」の申請締め切りがあるので、そういう設備の導入を計画に含めるためです。

実装機とか、基板カッターとか、いろんな自動機械を見てきたわけですが、カシャコン カシャコンと自動で作業してくれる様を見るのは気持ちがいいものですね。

装置は1台1000万円くらいするようですが、そういう装置を10台くらい並べて何かの製造工場を作れば、それだけで受託生産の事業者として回るような気がしてきました。

400万円あれば、自社のテーブル2つに、自動マウンタからはんだ塗布からリフローまでできます。

X線設備があれば、それだけで実装不良の解析サービスが立ちあげられます。

うん、やっぱり設備ですよ。設備。いいなぁ固定資産。

よい設備があれば、苦労して回路設計したり、プログラム書いたりデバッグしなくても、製造業として回るんじゃないかと考えるようになってきました。お金さえ借りられればイージーモードなんじゃないかと。

今は設備がないから苦労して頭を使わなければならんのです。自分の頭だけが資産なのです。

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2022.06.14

FPGA/CPLD真贋判定サービスに関するアンケートのお願い

特殊電子回路では、世界を覆う半導体不足と戦うために、

「FPGA/CPLDに特化したIC真贋判定装置」を作り、

FPGA/CPLD真贋判定サービス』を立ち上げ、

流通在庫のICを安心して使えるようにしていきたいと考えています。

 

先月末に完成した試作機でQFP100ピンとQFP144ピンであれば検査できるのですが、やはり、BGAの大きなICでも検査できるように、汎用的なICテスタの開発を進めていきたいと考えています。

さて、このような「IC真贋判定サービス」のニーズはあると思うのですが、

やはり気になるのは、納期と価格です。

 

バウンダリスキャンを用いた真贋判定というのは他に類を見ないものなので、どの程度の価格が妥当なのか、見当が付きません。

そこで、実際に半導体を使って組み込み機器の開発、産業用機器の開発をされている皆様の貴重なご意見を頂戴し、価格の決定をしていきたいと考えています。

アンケートフォームを作成しましたので、もし、お時間がございましたらご協力いただければ幸いです。

 

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeJfN4vL00qEHCPNl3VzpUonLLnUZK_BDRza5BV32trssjs9A/viewform

※Googleフォームで作成しています

 

アンケートの回答に要するお時間は5分程度です。

ご協力いただいた方には、アンケートの集計結果をお知らせさせていただきます。

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