EdgeTech+2023に行ってきました
展示会「EdgeTech+2023」に行ってきました。
閑散としていました。
去年はコロナ禍だったのである意味は仕方がないのですが、今年はもう、言い訳はできないですね。
過去最小規模で開催!
とかいうキャッチフレーズを出してほしいくらい縮小しているような気がします。
ネットゲームに例えると、最強プレイヤーが引退して新規プレイヤーも育たず微課金がほそぼそ遊んでる過疎サーバみたいな雰囲気でした。
解説すると、過去のETは、最強プレイヤー(ALTERAとXILINX)が会場の両端を陣取っていて、その周辺にFPGA関係の基板を作っているユニークなメーカーさんやツールがあって、中央の奥の通路には日本の様々な大企業が並んでいていました。かつてのETは、IPAや横浜パビリオンとか東北振興のような公的機関が中央にどーんと構えていて、地域内のベンチャーが出展していたり。そこかしこで企業内ミニ講演が行われていました。
本当に1日じゃ見切れないほど熱気があったのです。
それが、ALTERA(Intel)もXILINX(AMD)もETから撤退してしまいました。だからといって新興FPGAベンダが大きなブースを取るわけではなく、日本の代理店に任せて自らは出てこない。
それに、日本の企業も1コマや半小間のブースでしか出ないし装飾にもお金を掛けない。左奥のようには大きなパビリオンの中に1メートルくらいの小さなブースがたくさん並んでいてそこだけ盛況というありさま。共同出店が多いので、もう、どこもETにお金や労力ををかけたくないんですね。
サーバの統合(他の展示会との統合)を待つワールドのようです。
出展しようかしまいか悩みましたが、出展しなくてよかったと思っています。
2008年~2011年ころのETは本当に楽しかった。過去の良い思い出としてしまっておいたほうがいいのかもしれません。
そのあとは、組み込み関係者飲み会へ行ってきました。
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