« 河口湖へ雨の日ドライブ | トップページ | FT232HやFT2232D/HでMPSSE-JTAGケーブルを自作する方法 »

2025.05.07

オリジナルのMPSSE-JTAG基板を設計しました

MPSSE-JTAG基板を設計しました。

XILINXの9pin、ALTERAの10ピン、XILINXの14pinに対応していて、レベル変換ICも搭載しています。

Mpssejtag_top

悩んだのは12MHzのクロックをどう与えるかです。

いろいろなFT232Hの回路を見てきましたが、水晶の負荷容量について基板ごとにマチマチなんですよね。

AdafuitのFT232H基板はセラミック振動子を使っています。求められている周波数偏差が30ppmなのですが、セラミック振動子の周波数偏差は0.5%くらいあるので、これは論外。動くかもしれませんが規格外なので真似しないようにします。

水晶振動子を買うときにデータシートに書かれている負荷容量って、その水晶振動子デバイスが持つ容量じゃなくて、水晶振動子から見た外側の回路の容量のことなんです。27pFと書かれている水晶振動子であれば、外側に付く容量が27pFのときに規定の周波数になるという意味です。

基板の配線の容量などによっても変わってくるのですが、まぁ、調整を要する話になるので難しい話です。

というわけで、振動子はやめて発振器を使うことにしました。コストが200円くらい上がるけれど仕方ありません。

両面基板で、基板の裏面には部品を配置せず、GNDもそれなりの経路を確保しました。

Mpssejtag_bot

今回は5枚だけの先行試作ということで、JLCPCBで揃う部品だけで揃えました。

基板と実装費用を合わせて5枚で15000円くらいです。安い。トランプが関税200%かけたくなる気持ちも理解できます。

 

ただし、チップ抵抗は謎の中華メーカー。USBコネクタはHIROSEということになっているが本当にHIROSEが来るかどうかは不明。

USB保護ICはNexperiaのPRTR050のはずなんだけどDOWOとかいう謎メーカーに変わっています。

9ピンや10ピンのコネクタは千石や秋月で買ってきて付け、14ピンの2mmピッチコネクタはDigikeyで調達して後で手付けします。

 

基板製造は24時間コース。基板実装は1~2日とのことなので、来週の月曜日くらいには出来上がってくるのではないかと期待しています。

Mpssejtag

ケースは3Dプリンタで後から自作します。

サイズは5cm×3cm。販売価格は8000円くらいかなと思います。

Amazonで売るなら手数料入れて10000円くらいになるかもしれません。

 

|

« 河口湖へ雨の日ドライブ | トップページ | FT232HやFT2232D/HでMPSSE-JTAGケーブルを自作する方法 »

コメント

知り合いがJLCに実装の注文をした体験談です。

はんだ付けですが、フィレットもできておらず、使えません。
部品も、USBマイクロBをつけたのですが、これもメッキ処理などに問題があるようで
使えません。

結局値段なりの製品です。
昔はそれでもそこそこいけたのですが、最近の低品質ぶりは目に余る状況です。

投稿: d | 2025.06.18 06:10

55台作って6台がエラーでしたが、USBのコネクタの問題が1件、FTDIの半田ブリッジが4件くらいでした。
そもそもFTDIが中古品の再生品ではないかという疑いがあります。
安いものをたくさん作って、ダメなら捨てるくらいの覚悟でいかないといけませんね。

投稿: なひたふ | 2025.06.18 07:31

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 河口湖へ雨の日ドライブ | トップページ | FT232HやFT2232D/HでMPSSE-JTAGケーブルを自作する方法 »