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2025.06.30

2024年度の決算

2024年度の決算を出し、提出しました。

なんというか赤黒い。

単年度で黒字ではあったけど、コロナ禍で作った大きな欠損金が埋まらないので「繰越欠損状態」から抜け出せていません。

営業利益はプラスだけど減価償却費が大きいからガクっとマイナスになって、そこにドバっと補助金が入って僅かな黒字。

減価償却費って怖いな・・・。

 

そして、次年度(現年度)も減価償却は〇百万円の予定となっている。つまり、通常の営業利益に加えて〇百万円を稼がなければ経常マイナスになってしまうというわけだ。

もし〇百万円を稼げだら、原則課税だからその10分の1が消費税で持っていかれる。

なんちゅーか、固定資産を持つと減価償却が発生して翌年度以降たくさん利益を出さないといけないというデバフがかかるんだな。怖いわ。

八方ふさがりだ。補助金怖い。消費税減税してくれ。

 

私は声を大にして言いたい。補助金は危険だ。減価償却費は数年間足をひっぱる。

終わった後、数年間はB/Sが滅茶苦茶になる。

そういえば今年の中小企業診断士試験って8月2日と3日だったのをすっかり忘れてた。あと1か月しかない。受験に申し込んだけどまだ全く勉強していない。

中小企業診断士になればこういうドタバタな会計をしなくて済むのだろうか。

明日から勉強するべ。

 

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2025.06.29

技術書典で頒布したUSB-JTAGをVivadoで使う方法

技術書典で頒布したUSB-JTAGがVivadoで使えることが分かりました。

昔のVivadoはDigilentのUSB-JTAGしか対応していなかったのですが、最近(2023以降?)は任意のFTDIデバイスを認識できるようになったようです。

ですので、特電製のMPSSE-JTAGケーブルをXILINXデバイスの乗った基板につなげれば、

Mpssevivadoconnect

VivadoやXDB、Vitisからも認識させることができます。

Mpssevivado

 

どうやるかということですが、VivadoでHardware Managerを開き、program_ftdiというコマンドを使います。

EEPROMにXILINXの秘密のコードを書かなければならないので、FT_PROGではなくVivado上でプログラミングする必要があります。

ただし、Vivado 2022.1のものではダメだったので、最新のVivado 2025.1のLab editionを使ってプログラミングしました。

※Lab editionとは論理合成とかの機能がなくてデバイスプログラミングだけの機能を抽出したものなので、1.8GByteくらいのサイズでダウンロードできます。

program_ftdiだけを実行すると以下のように出ていろいろオプションがあることがわかりますが、

WARNING: [Common 17-259] Unknown Tcl command 'program_ftdi' sending command to the OS shell for execution. It is recommended to use 'exec' to send the command to the OS shell.

****** program_ftdi v2025.1
**** Build date : Apr 8 2025-10:48:14
** Copyright 1986-2022 Xilinx, Inc. All Rights Reserved.
** Copyright 2022-2023 Advanced Micro Devices, Inc. All Rights Reserved.


Short Description:
Write/Read to FTDI EEPROM for Xilinx JTAG Tools support

Syntax:
program_ftdi {-write -ftdi=<ftdi_part> -serial=<serial_number> [options] |
-write -filein=<cfg_filein> |
-read [-fileout=<cfg_fileout>] |
-erase} [-help]

シリアル番号などを適当なものをセットしなければならないようなので以下のようにしました。

program_ftdi -write -ftdi FT232H -v Xilinx -b "TOKUDEN NP1167A" -s AA001 -d "TOKUDEN MPSSE JTAG"

AA001というのは適当に付けたシリアル番号です。-vはベンダですが、XilinxにしないとLinux版Vivadoで認識されないとかあるらしいのでXilinxにしておきます。ボード名とデスクリプションは本当に任意のようです。

プログラミングに成功すると、

WARNING: [Common 17-259] Unknown Tcl command 'program_ftdi -write -ftdi FT232H -v Xilinx -b TOKUDEN NP1167A -s AA001 -d TOKUDEN MPSSE JTAG' sending command to the OS shell for execution. It is recommended to use 'exec' to send the command to the OS shell.

****** program_ftdi v2025.1
**** Build date : Apr 8 2025-10:48:14
** Copyright 1986-2022 Xilinx, Inc. All Rights Reserved.
** Copyright 2022-2023 Advanced Micro Devices, Inc. All Rights Reserved.


INFO: ftdi part = FT232H
INFO: Serial = AA001
INFO: Detected 1 devices
INFO: Device location = 18
INFO: fwid=0x584a0002
INFO: FTDI Programming Passed

 

FTDI Programming Passedと表示されます。

これでVivadoから認識されるようになると同時に、MITOUJTAG Freeからも使えます。

Mpssemjf

一つ注意点があって、Vivadoのprogram_ftdiは、既に書き込まれているROMには上書きしてくれないようです。

そのため、

program_ftdi -erase

program_ftdi -write -ftdi FT232H -v Xilinx -b "TOKUDEN NP1167A" -s AA001 -d "TOKUDEN MPSSE JTAG"

と2つのコマンドに分けて実行してください。

これで、両使いのMPSSE-JTAGケーブルにアップグレードできます!

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2025.06.27

自分のURLを書いたQRコードはフィルタになるか?

QRコードみたいなフィルタがあまりにも衝撃的だったので、自分のURLを書いたQRコードでもフィルタになるのかを試してみました。

Qrfilter7

この特性をシミュレーションしてみると・・

Qrfilter8

なんとなくフィルタになっているようですが、全体的にS11(反射)が高すぎるので、あまり使い勝手は良くないような気がします。

また、どこからポートを出すかでも変わってくる気がしたので、ポートを出す位置をいろいろ変えてシミュレーションしてみました。

 

Qrfilter9

結果はこちら。

Qrfilter10

隣に1個移動すると、特性があまり変わらない場合もあれば、大きく変わるときもあります。

予測できそうで予測できない動きをします。

ざっくり言うと、

つながりが多いところからポートを出すと、低周波での透過が良く、適当なところで帯域阻止がかかります。

つながりが薄いところからポートを出すと、低周波での透過が悪くなります。

これは予想どおり。でも、それだけではありません。本当にわからない挙動をします。

 

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2025.06.26

QRコードみたいなミリ波フィルタについて

X上で驚くべきフィルタ回路が話題になっています。

https://x.com/vikramskr/status/1937658826414784589

こんなQRコードみたいなフィルタ回路なのですが、なんと、これがローパスフィルタやバンドパスフィルタ、バンド阻止フィルタになるとのこと。

Qrfilter

シミュレーションされた方の投稿。

https://x.com/jwt0625/status/1937767277770018917

Qrfilter3

 

あまりにも衝撃的だったので、私もシミュレーションしてみることにしました。

秋月のMEGTRON基板(すでに販売終了)で再現すると50Ωになる線幅は0.63mmなので、縮尺を少し変えて、1ピクセルが0.21mmにします。

試してみたのは上から2番目にあるバンド阻止フィルタのものです。

Qrfilter2

驚きのサイズですね。4ミリ角くらいしかないですよ。元の文献のは15GHzを阻止するようにできていますが、私のは線の幅が0.63mmなので、15×0.35/0.63で8.33GHzあたりを阻止するはずです。

シミュレーションしてみると・・

Qrfilter3_20250630000501

 

マジかよ!

Qrfilter4

本当にフィルタとして動いている!

電界分布を見てみると、

Qrfilter5

うん。全然わからん。

Qrfilter6 

どこがどう作用してこういう周波数特性になるのか説明しようと思っても、うまくいかない。

本当に不思議なフィルタです。

 

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2025.06.24

万博へ行ってきました(2日目)

大阪万博2日目です。

今日は

  • おみやげ館
  • カナダ館
  • イギリス館
  • ノルディックサークル
  • トルクメニスタン館
  • リング

を見てきました。

全体的にSDGsとか、いのちとかみらいとかそんな言葉ばかり言っているこの万博ですが、カナダ館だけはARを駆使して技術的なものを見せてくれました。

イギリス館で昼食を取ったのですが、このフィッシュアンドチップスが最高にうまい!本場のフィッシュアンドチップスはこんなに美味くないだろう。

Eng

そして、話題のトルクメニスタン館。

大統領の肖像がお迎えしてくれます。

Turk

展示物はいろいろありましたが、本の1ページ目は必ず大統領の写真になっているようです。これもまたお国柄が出ていて面白い。

 

2日間でいろいろ見てきたわけですが、地下鉄御堂筋線をモバイルSUICAで乗って出るときにタッチを忘れてしまったようで、そのまま東京に帰ってきてしまいました。私のスマホは出場記録なしの状態のモバイルSUICAになったのですが、JR東日本では解除できないとのこと。

(東京近郊の私鉄なら何とかなるけど、大阪はどうにもできないらしい)

モバイルSUICAを再び使えるようにするには、また大阪に行かなければならないようです。

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2025.06.23

万博へ行ってきました(1日目)

大阪万博へ行ってきました!

今日回ったのは、フランス館、アメリカ館、コモンズ、モザンビーク館、空飛ぶクルルア、未来の都市、中国館、イタリア館だったかな・・

  • フランス館は壮大なLEDチカチカ
  • アメリカ館は入った瞬間にアメリカ。ディズニーランドでスペースマウンテンに乗るときのワクワク感でした。
  • コモンズはアフリカやカリブ海の国々が集まっているやつ
  • 空飛ぶクルルアは見るだけ
  • モザンビーク館は、海。(象牙とかあるかと思って期待したけどなかった)
  • 未来の都市は唯一抽選で当たったもの。
  • 中国館は、古代からいきなり現代に飛ぶ。隋とか唐とかがなくて、文革もなくて、いきなり周恩来とか胡錦涛とか出てきて月面がどうのって言っている。
  • イタリア館は、展示物が本物!?

昼食はアメリカ館で食べたのですが、なんと、この料理が4800円!コーラが800円!

Ame

アメリカのインフレを体験できました。

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2025.06.22

同人誌が100冊届きました

技術書典で頒布した新刊「新版 知っておきたいJTAGの基礎知識」の物理本が届きました。

100冊。すごい重さだ。

Book1

たぶん35kgくらいあります。

これを必要な数だけ取り分けて技術書典事務局に送りました。

Book_20250630005501

 

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2025.06.21

3連星の電源基板

18Vで5Aくらいで3チャネル出せる電源を設計してます。コイルとダイオードがデカいですね。

Multipower1

ここまではデータシート通りの設計です。

 

電源回路の後ろに、万が一電源回路が壊れて異常な高電圧を出した場合に即座に保護するための保護回路を入れました。

スイッチング電源でもドロッパ電源でもたいていは出力電圧を抵抗で分圧してフィードバックしている構造ですが、フィードバックの上の抵抗が切れたり、下の抵抗がショートしたりすると、出力は高電圧になります。

Multipower2

この電源回路は数百万円の装置を駆動するものなので、絶対に過電圧が出ないよう念入りな保護回路を入れることにしました。

また、電圧と電流モニタリング用に取り出す回路も入れています。

この回路が1つできたら、同じものを3個作ります。

Multipower3

全体を13.5cm×4cmのサイズに納めて完成です。

Multipower4

3つの電源は、左から順に60msの時間差で順番に立ち上がっていくようになっています。

 

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2025.06.20

Cosmo-ZのFFT機能をデバッグ

Cosmo-ZのFFT機能をデバッグしました。

いままでは32768ポイントを超えるFFTをしようとすると異常な結果になっていました。その原因は、FFTの計算をするプログラムで配列のアドレスを計算するところがオーバーフローしているためでした。

それを直して4194304ポイントまでのFFTができるようにしました。

Cszfft1

(ただ、ZYNQのPSで計算しているのでかなり重いです)

 

ファンクションジェネレータ(AWG)で作った正弦波を32768ポイントのFFTで見ると1kHzくらいの太いスペクトラムだったのに、

Cszfft3

1048576ポイントのFFTで見るとこんなに線幅が細くなりました。そして、メインのスペクトラムの横にたくさんのヒゲがあるのが分かります。

Cszfft2

サンプリング周波数を下げて分解能約1Hzくらいにすると、ヒゲの様子も変わってきます。

Cszfft4

さて、このヒゲを作っているのは、Cosmo-Zの水晶のジッタなのか、それともAWGのジッタなのか。

分解能が上がると、いままで見えなかったものが見えてきますね。

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2025.06.19

Cosmo-ZにGPSモジュールをつなげたい

Cosmo-ZにGPSモジュールを取り付けるための治具を3Dプリンタで作った。

いざデバッグしようと思ったのだけど、1PPSの信号って衛星から受信できないと出てこないんだった。

会社のオフィスは電波入らないし、外は電源ないし暑いし、どうしよう。

Cosmozgps_20260102234301

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2025.06.18

始めての入札 ~入札資格~

某機構から入札資格が届き、ICカードも届き、入札の仕様書をダウンロードできるようになりました。

Shikaku

等級は安定のD。Dでもいいんだ。

Shikaku2

明日の正午までに入札の意思表示をしなければならないらしいのだけど、なんだか仕組みが複雑でこれもうわかんねえな。

 

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2025.06.10

始めての入札 ~準備編~

今日はある政府系機関からのお仕事をもらうために入札資格というのが必要になって、納税証明書とかをバタバタと集めていました。

入札するための業者になるには審査があります。

その資格には、行政機関ごとの入札資格と、省庁統一入札資格というのがあるようです。資格とは、会社の売上規模や財務状況や年数によってランク付けされたものです。通常は一番下のDランクでも入札はできるのですが、大きな案件だともっと上の資格が必要になります。

資格には創業年数や会社の経歴というのも必要になってくるのですが、自分の会社の創業年数が既にわからなくなっています。会社を設立した日はわかるのですが、それ以前の個人事業をいつからやっていたのか、もはやわかりません。

古いメールを探していると、友人に「起業しようと思っている」と書いたメールが2002年3月19日で、RSコンポーネンツへ住所変更しているメールが26日のが出てきたので、おそらく設立は2002年3月下旬なのでしょう。

 

さらに、入札するにはICカードというのが必要になって、これには個人の印鑑証明とか住民票を添えてカード発行会社に申請しなければならず1週間くらいかかるようです。初めてだと全くわけがわからないし、時間もかかります。

ICカードの発行は日本電子認証株式会社さんのAOSignICが一番早そうです。申込書類を速達で送れば3営業日以内で発行すると書いてあるので、ありがたい。助かります。

 

それから、反社に関する誓約書で、「いたします」「いたしません」に丸付けるやつがあるんだけど、間違えていたしませんに丸しちゃった
\(^o^)/オワタ

 

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2025.06.08

JLCPCBの実装不良(2)

今日もJLC基板の不具合を直しました。

この基板はUSBをつないだらアッチッチになった。原因がお分かりいただけたであろうか?

Fault3

Faulr4

普通に実装していたらこんな上のほうがブリッジすることはないので、やはりLCSCが再生品だったのではないかと疑わざるを得ません。

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2025.06.07

JLCPCBの実装不良(1)

先日、技術書典でも頒布したMPSSE-JTAG基板のうち、動かなかった基板の故障解析をしました。

JLCで実装したUSB-JTAG基板ですが、50台作って不良は5台でした。

明らかにわかるブリッジ(2台)は直したのですが、まだ3台の不良が残っていました。

今日はその3台のうちの1台を直しました。なんと、このUSBのコネクタがはんだ付け不良でした。半田を盛って吸い取ったら無事に起動しました。

Fault1

おわかりいただけただでしょうか。

Fault2

いろいろ総合すると、JLCPCBのエコノミーコースでの実装は、

・他の基板と同時並行で実装
・部品が中古品の疑い
・検査なし

といった感じではないかと思われます。

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2025.06.05

始めてのギア設計・・!?縮んでる?

初めてギアを使った設計をしているのだけど、楽しいな。

動くかどうかは別として、見ているだけでも楽しい。

Gear1

 

しかしCAD上ではギアがかみ合うのに、実際にプリントしてみると隙間が空いてかみ合わない。

ABSだから縮んでる?

ラックギアのほうは31.41mmであるべきところが31.121mmなのでいい感じ。

Gear2

ギアがかみ合わない問題は、STLファイルが違っていたためでした。モジュール0.5で36歯で作ろうとしたところ、32歯で作ったファイルを印刷してしまっていたようです。でも32歯だと直径16mmになるはずなのにやっぱり91%くらいの大きさに縮んでる?

Gear3

 

 

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2025.06.01

技術書典18に出展しました【完売御礼】

今回の技術書典ではたくさんの方にご来場いただきました。

Tbf18_10

Gisho

終了間際までひっきりなしにお客様がずっと続いていました。今までいろいろな展示会に出展してきましたが、こんなことは初めてです。

42個用意したJTAGケーブルもあっという間に完売しました。

Tbf18_9

ありがとうございました。

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