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2025.08.29

なひたふ技術と経営講座 ~第5回~ 年商3000万円の壁の正体

前の記事で、年商1000万円の壁を書きましたが、1億までは遠く険しい道です。この間にいろいろな壁があり、もちろん会社の業種や業態にもよるので一概には言えませんが、3000万、5000万のあたりに壁がある気がします。→
今回はまずは3000万円の壁について説明します。ズバリ言うと、年商3000万円の壁を越えることが役員報酬100万円を取れるかどうかの分岐点です。そして、3000万円を越えるためには「技術を安売りしない」ことが肝心です。→

基本的には受託開発で人月単価を何円取れるかということですが、googleで検索したり、AIに聞いたりすると、プログラマーが40~70万円、中級SEが何円で・・みたいな単価が出てきます。→

これを真に受けて電気電子の見積で1か月70万円で・・とかいう見積もりを出すと、月の売上が100万円を超えられないので永久に3000万円の壁が超えられません。→

はっきり言って、電気電子のエンジニアは希少性がめっちゃ高いのです。WebプログラマとかSESの業界は、そこらへんの人を連れてきて1週間ほど研修して現場にぶち込んでいますが、それとは鍛錬している時間が全然違うのです。だって、一般のご家庭にはオシロスコープとか無いでしょ。→

ES業界と電気電子業界で同じ単価基準を用いることが間違っているのです。自信をもってください。電気電子で起業する人は奇特で希少な人材なのです。そう、あなたのことです→

その辺を、発注側も受注側も認識する必要があります。だから電気電子で起業する人は、最低でも「エンジニア 単価」で検索して出てくる基準の2倍の見積もりを出してもいいんじゃないでしょうか?見積もりが通らなければやらなければいいだけのことです。→

もし、見積もりが高くてお客さんからも連絡がなければ、大手には社内で仕事するふりをするために見積を集めるという仕事をする人もいますので、運悪くそれにあたっただけかもしれません。もしくはどこかの誰かが安請負したんだなーと忘れましょう。→

人月単価200万円で材料費入れて10本の請負をすれば、年商3000万円は達成できますよね?年10本は大変だから500万円の仕事を年に6本請けるか、それとも高額商品とのミックスにするかとか、そういう配分は会社ごとに異なると思います。→

見積もりが高いけど、どうしても発注したいので安くしてくれと泣きつかれたら脈はあります。妥協できる点を交渉してください。→

見積2倍キャンペーンが成功するかどうかは、技術をお金に変える
ことができるかどうかがポイントです。「エンジニア 人月単価」
で検索して出てくるような「プログラマ50万円、SE70万円、
PM100万円」というのは、労働時間をお金に変える値段だと思
ってください。→

電気電子で起業する人は技術をお金に変えなければならないので、厳密にいえば人月単価ではないのですが、日本の慣習的に人月単価の形で書かないと受け入れられにくいという面はあります。例えば、労働単価+基本ソフト料金などの形で見積もりを書いて、実質的な人月単価を上げるのです。→

あなたの持っている技術が他社に模倣しにくく安価な代替手段がないこと、即座に提供できることが顧客にとってもメリットであること、顧客が自力開発すると途方もない時間がかかること、そういったことを顧客にわかってもらえれば「時間」ではなく「技術」がお金になります。→

技術をお金に変えられるかどうかが3000万円の壁だと思います。私、なひたふは技術士(電気電子)として、その壁を超えたい人を応援します。

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