« なひたふ技術と経営講座 ~第2回~ 年商の壁 | トップページ | なひたふ技術と経営講座 ~第4回~ »

2025.08.26

なひたふ 技術と経営講座 ~第3回~ 「ターゲットを明確に定める」

さて、今夜も電気電子業界で起業したい人のために書きます。
なひたふ 技術と経営講座 ~第3回~
「ターゲットを明確に定める」ということ


経営の本を読むと、「ターゲットを明確に定めましょう」とか書いてある本が多いと思いますが、はっきり言いますが、あれは嘘です。嘘というのは言い過ぎかもしれませんが、「ターゲットを明確に定めましょう」としか言えないような本はゴミです。→

まぁ、たしかにターゲットを明確に定めるというのは間違いじゃないんですが、あれはすべてが終わってあとから振り返ったときに思い出していう言葉なのです。→

売上を向上させたくて我武者羅に頑張るときには、最初からターゲットなんて明確に定めずに、いろいろやってみて、そしてうまく行きそうな部分だけを残していくほうがはるかに良いのです。→
売上を向上させたくて我武者羅に頑張るときには、最初からターゲットなんて明確に定めずに、いろいろやってみて、そしてうまく行きそうな部分だけを残していくほうがはるかに良いのです。→

もし、これから経営を始めようとしている人に「ターゲットを明確にしてください」というアドバイスしかできない人がいたら、それは鬼畜です。失敗する方向に導いている悪い人です。全力で逃げてください。→

そもそも、最初から机上や想像でターゲットを定めることなんでできないのです。市場リサーチやSWOT分析をいくらやったって、何が売れるかなんてのは少し動いてみないとわからないものです。→

綺麗なパワーポイントを作ったって、そんなの社内コンペを通過するためのものであって、お客に伝わらないんです。偉い人にはそれがわからんのです

あと、神社仏閣に行って神頼みをするとか風水とか、目に見えない力も大切です。私は実際に数年間、広告を一切止めてみたのですが、神頼みと風水だけで売上を維持できました。でも、そういうことは一般化できないので書けません。→

では現実世界の努力として具体的に何をするかというのは・・・泥臭くて書けないんですね。買ってくれたお客様に感想を聞いて改善するとか、そういう綺麗ごとじゃない。例えば競合戦略なんていうのは相手がいることなので本やブログに書けませんよね。→

そういうのは本人を捕まえて直接話を聞くしかないんです。もちろんお金を払ってコンサルティングを申し込むという方法もありますが、いくらかかるか不明瞭です。→
タダで教えてもらうにはセミナーや展示会とかで本人に直接質問するのがいいのですが、スーツ着ている姿で捕まえたってしゃべってくれません。正しいやり方は、懇親会で飲ませて吐かせるのです。こんなやり方、本には書けないでしょ?→

ところが、出版社が入ってしまうと人は当たり障りのないことしか書けなくなります。だって、昨今は本当のことを書籍に書いたら炎上する世の中です。誰もがYESと言えるようなことしか商業誌には書けないのです。→


たとえ本当のことであっても、その記述が誰かを傷つけたら炎上して謝罪に追い込まれます。だから、本にも雑誌にも本当のことも書けない。出版社も商売ですから。→
事業をやっている人は、人には言えないような泥臭いことや、非科学的なことや、大人の事情で言えないようなこともいっぱいやっているでしょう。→
でも、炎上を恐れて、経営のコツは「ターゲットを明確に定めることだったなぁ」と書くのです。それなら誰も文句は言いませんから。私以外は。
「ターゲットを明確に定める」というのは、他の人も言っているから書いても叩かれることはない、出版する人に便利な安全な経営ノウハウだということです。この言葉に騙されてはいけません。

|

« なひたふ技術と経営講座 ~第2回~ 年商の壁 | トップページ | なひたふ技術と経営講座 ~第4回~ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« なひたふ技術と経営講座 ~第2回~ 年商の壁 | トップページ | なひたふ技術と経営講座 ~第4回~ »