ジッタを1000倍に拡大して観察する方法
ある映像機器を作っていて、垂直同期信号を見て「うわっ私のジッタ多すぎ」と思ったけどこんなものかもしれません。
この機器では垂直同期信号が7msごとに来るのですが、1回目の垂直同期信号でトリガをかけてその7ms後の、2回目の垂直同期信号の立ち上がり(7ms)を見てみると10nsくらい揺らいでいました。
おそよ100万クロック経過しているので、元のクロックのジッタが1000倍されていると考えると、元のジッタは10psくらいだったと推測できます。
どういうことかというと、
クロックの周期が T±Δt の場合、ランダムジッタしかないと仮定するとN個後のクロックのタイミングはNT±(√N)Δt後になります。
100万クロック後だとジッタは1000倍に拡大されます。
使用している水晶発振器のジッタが20psだとすると、100万クロック後を見れば20nsほど揺らいでいることになります。
ただし、この方法ではオシロスコープの中のタイムベースの揺らぎも効いてくるのでご注意ください。オシロスコープのタイムベースも同程度の水晶を使っているならば本来のジッタが√2倍になって見えているはずです。
これでようやくわかりました。私が2年前に作った300GHz帯送受信機でビット同期がうまく取れなかった理由が。
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