防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度の不採択理由
特電は今年、防衛装備庁の安全保障技術研究推進制度に応募していました。
会社を研究機関にしてe-rad登録して・・・という手続きを経て会社で応募しました。
この制度のありがたいことは「不採択理由」を送ってくれるところにあると思います。
その不採択理由が来ました。これを待っていました!!
私が書いた研究テーマは、半導体の真贋判定を通じてスパイチップを探すというものでした。
不採択理由は要約すると、「既に装置を開発されていてその高度化に関するものであり、基礎研究というより製品化に関するものだから」というものでした。
なるほど!補助金や委託事業には技術的な開発成功の前か後かの区別があって、ここを間違えたら絶対にダメなんだなと分かりました。
FPGAやCPUといった大規模半導体の真贋判定という技術は既に開発しました。
既に開発された技術であるため、スパイチップが存在するかどうかの発見は学術的な基礎研究ではなく製品化といったフェースになるのでしょう。そういう研究開発についてはこの委託事業は使えないというわけです。
つまり、
- 基礎研究が済んでいて製品化や高度化や拡大を目指すときには中小企業庁の補助金
- 技術的にできるかどうか分からない場合には研究開発型の補助金や委託事業
というすみ分けがあるのだなということです。
今日来た不採択理由は半導体の真贋判定に関するものですが、コメントで「社会的に非常に有益」って書かれていてすごく嬉しいですね。
お世辞でも嬉しい。
既に事業化はスタートしているのだから、研究開発向けの公金を使うのではなく自主事業で進めるべきだなと納得しました。








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